ひかる

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのひかるのレビュー・感想・評価

3.7
1ヶ月ぶりに行ってきました。映画館。
妹がいうには、こちらの作品が観たい、とのことで。私は、是枝裕和監督が気になりましたが。
別行動、というのも味気ないので。
一緒に観てきました。さながらマリオとルイージのように。行動を共にして。

鑑賞を終えたいま、思うのは。
この作品は、マリオのゲームをやりこんだ人こそ楽しめるものではないだろうか。ということです。
私は、マリオのゲームは特筆する程やった記憶はなく。けれど妹は子供の頃…、10代後半まででしょうか、色々と楽しんでいました。私は、その画面を時折後ろから見ては、出てくるキャラクター達の可愛らしさが微笑ましく、今度名前を教えてもらおう、そう考えていました。けれど唯一マリオカートでは共にプレーをし、そのプレーでは内容が、姉妹での喧嘩に発展してしまい、妹が母に泣きつきました。
そんなマリオ達への記憶。愛着がなかったら、それ程楽しめただろうか?というのが本音です。
それを妹に話すと、『点がからすぎる。ファミリー層にはちょうど良いストーリーになっていたよ。キャラクターは抜群に可愛らしかったし。私は面白かったな。色々思い出したこともあるし。』
そう笑いました。嫌な予感が少ししましたが、面白かったなら何よりだと。私も、懐かしく、思い出されることは多く。映画館からの帰り道。思い出話に花が咲きました。

『お姉ちゃんは、マリオカートでいっつも汚い手段を使ったよね!自分がスターを使ってからぶつかってきて、私をレーンからはじき落として、戻ってきたところにカメのコウラをぶつけてきて!』

懐かしい、スーパーファミコンの頃のマリオカート。私も幼く。怖いほど汚い手段を使っていて、改めて振り返り、びっくりしています。

そんな話題に事欠かない今作。妹の言うように、キャラクターは可愛らしく。音楽も懐かしい。ストーリーはファミリー層向けでしょうか。
帰り道、明るい気持ちになれる作品であると思います。

面白かったです。
私には良い作品でした。

イオンシネマにて。2023/07/07/。
ひかる

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