楽しいのひとことに尽きます！
イルミネーションならではの「軽さ」が心地良く、気軽に観れるところも良い点ではないでしょうか。ディズニーやピクサー作品のような「重いテーマ」（それが悪いわけでは無く）とは一線を画す軽快さが好きです。
一方でキャラクターの描き込みへのこだわりに感心させられます。
世界的なポップカルチャーのアイコンであるマリオですが、内面まで確立されたキャラではないので実は描き込みの余白は大きいのかもしれません。
それゆえ、今作のキャラクターはそれぞれが新鮮で魅力的でした。特にクッパはとても意外性があってよかった。
マリオが「死にゲー」スタイルでどんどん成長していくところなど、ゲームの要素を用いた表現にも事欠かず、イルミネーション特有の超絶テンポも相まってあっという間に観終わってしまう大娯楽映画。世界中でヒットを飛ばしたのも納得です。
