ゴン吉

義足のボクサー GENSAN PUNCHのゴン吉のレビュー・感想・評価

義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)
4.0
義足のボクサーがプロになることに挑戦するヒューマンドラマ。
実話をもとに脚色した作品。 
フィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサが監督を務め、尚玄が主演、ロニー・ラザロ、ビューティー・ゴンザレス、南果歩らが共演。 

子供のころに事故で片足を失った義足の青年・津山尚生(ナオ)(尚玄)は、沖縄でプロボクサーになることを目指して練習に励んでいた。福岡の日本レスリング委員会にプロボクサーのライセンスを申請するが、安全を理由に却下される。ナオは海外では身体障碍者でもプロボクサーのライセンスを取得できる国があること知り、フィリピンのジェンサンに単身で渡航してプロボクサーになることを目標に実績を積み重ねていく…

プロボクサーを目指す義足の青年をドキュメンタリータッチで淡々と描いている。
フィリピンでのプロライセンスの取得条件はアマチュア戦で三連勝して健康診断で問題ないこと。
ナオはフィリピンのコーチ(ロニー・ラザロ)のもとで練習に励む。
現地のコーチは家族のように親身になって可愛がってくれ、時にはナオ本人が望んでいないのにもかかわらず、八百長までして勝たせてくれる。
一方、ジム仲間の22歳の青年が試合中にパンチを受けて亡くなるなど厳しい現実にも直面する。
果たしてナオはプロライセンスを取得することができるのか?
「息子は… 彼は最高のボクサーだ」 

2024.2 TOKYO MX2テレビで鑑賞
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