高校生のゲイリー(クーパー・ホフマン)は校内でカメラマンアシスタントのアラナ(アラナ・ハイム)と出会う
年上のアラナにゲイリーは猛アタック!
アラナは相手にしないが、段々と、、、
アラナとゲイリーの物語
二人の俳優さんはコレがデビュー作!
凄く普通で、リアルな感じでとてもいい
色々と実在の人物や背景をモデルにしているらしいので、興味深い
ゲイリーは子役をやっているので精神年齢は大人
年上の女性を口説いたり
商売したり
危ない橋を渡っているようだが、そこそこ出来てしまう
そんな普通じゃない
と言っても、突飛な性格でもない人物像なのが面白い
アラナもそんなに美人じゃないのに、存在感があって良い
なんだか
最後ほのぼの、しみじみしちゃいました
郷愁を誘う70年代の時代背景
全体的に暖かい感じがし(ファッションも含めて)
それに音楽も良かった
前作の「ファントム・スレッド」がキリキリした緊張が漂っていた事を思うと、全然雰囲気が違う
ストーリーも凄い事が起こりそうで起きなくて
特別なようで普通な感じで
二人以外の、周りの人々がよく描かれているので、群像劇じゃないのにそんな味わいがあった
隅々まで行き届いた人物描写
脇役を演じるのが、渋いベテランっていう配役が活きてる
ラストに繋がる選挙事務所のエピソードからがグッとくる!