ひょっこり

ゴッドファーザーPART IIIのひょっこりのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

昔は精力的だった人物が一気に弱々しく衰える様を見るのがが個人的に苦手です。
だもんで、このパートⅢはがキツかった…。

映画の始まる時点で老いと病で衰えてるマイケル。弱気になって教会で懺悔しちゃうマイケル。これだけで辛いのに、最後のダメ押しでトドメさされました。後半のオペラのシーンからラストシーンまでの流れ。

娘が撃たれた直後は無音で、急に音が戻ってマイケルの慟哭が響く場面。表情が嘆くとか泣くというより無表情に近いのがかえって絶望感を増して胸にきます…。

そしてラストのあれ!見ようによっちゃ無様ともいえるあの崩れ方!!あのシーンが目に焼きついて離れません。ヴィトーの亡くなり方との対比が鮮やかすぎて呆気にとられました。あんな死に方したくない。

盛者必衰とはいうけれど、ここまで容赦ない締めくくりをされるとは。
圧倒されました。が、見返さない!!
ひょっこり

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