ぶちょおファンク

ゴッドファーザーPART IIIのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

パート1〜2は1970年代製作で、ひと昔前の娯楽としての映画の超大作で冗長に感じたが、今作は1990年製作の自分が見慣れた近年の映画手法で作れらているので、上映時間は3時間弱でも冗長とは感じなかった。

前2作を好きな方は大抵今作に関しては否定的だが、特にシリーズにこだわりのない自分は上手くまとめて終わっているので全然ありでした。
ただマイケルの亡くなり方の演出が唐突すぎて、無理から広げた風呂敷を畳んだ感が否めないのがマイナス点。
まあ人情派の父は孫と楽しく遊んでいる時に亡くなるのに対して、兄を殺し、自分の代わりに娘を殺されたマイケルらしい死に様とも言えますが。。。

このシリーズで一番感じたのは、コルレオーネよりコッポラ・ファミリーの恐ろしさだ。

シリーズ通して出演のタリア・シャイア(妹)、子役で出ていたロマン・コッポラ(息子)、今作でのソフィア・コッポラ(娘)の役どころは実の娘だからこそ射止めた重要なもので、エンドロールにも数名コッポラの名前のスタッフ。。。
ニコラス・ケイジ(甥)が出ていないのが残念!😆