コソボ映画観る
旧ユーゴセルビア共和国の
自治州から激しい紛争経て
独立を勝ち取ったコソボ
セルビア人に取っても歴史的
に特別な土地のようです。
初コソボ映画は手話通訳士の
女性ヴェラの物語
あらすじにあるそのままの映画ですが
女性監督が母親を投影したらしいヴェ
ラの逞しさは際立ってる
判事という要職に就いていた夫の突然の
自殺から穏やかな生活一転しての闇組織
も現れての力との対決。結局は夫のプラ
イベートに問題が有ったわけで必ずしも
男性社会故の理不尽さという事もないが
自殺に至る経緯の事実はヴェラに取って
も衝撃だったかもしれない
それでも力に屈しないヴェラと独立を勝
ち取った祖国を重ね合わせてる様でもあ
りますが彼女が見る海の夢である自治州
時代の紛争前の時代が幸せそうなので
独立したから総てOKでもなさそう
手話通訳という物言えぬ人の代弁者であ
るといのも意味有り気でありヴェラの夫
の職業思うと国家権力に対して声を上げ
る人の尊さを一番に伝えたいのではない
かなと思う
捻りはまるで無いけど誠実な映画でした