ポケ文太郎

母の聖戦/市民のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

母の聖戦/市民(2021年製作の映画)
4.3
2021年 ベルギー🇧🇪ルーマニア🇷🇴メキシコ🇲🇽

ルーマニアの女性監督テオドラ・アナ・ミハイがダルデンヌ兄弟のプロデュースで製作したメキシコの闇

夫と別居中で母と娘ふたりきりの生活
ある日突然「娘を誘拐した」と脅迫を受け身代金を払うも娘は帰ってこない…
娘はどうしたのか?母は自力で娘の行方を捜しはじめる

頼りたい別居中の夫は役立たず
本当に役立たずで💦
しかも若いBitch風なお姉ちゃんと同棲しているし💦
でも、このお姉ちゃんなかなかまともな事を言うんです
こんなメタボ親父のどこがいいのか💦

素人の彼女がちょっと動いただけで犯罪組織が見えてくるのに、警察は何もしてくれない
腐敗した警察組織に代わって動く軍隊
彼らは違った意味で怖かった〜

物語は母親目線で進行するので観ているこっちも真相が全然掴めず終始緊張感がハンパなかったです

物語が進むつれ母親はどんどん変わっていきます
何気に失踪前に娘がつけてくれた口紅を塗っているところが、なんとも切ない😢

誘拐ビジネスが横行している国なので、どこまでも真実に近い物語に思えてきます

あのラストは…
監督の希望だったのでしょうか
ポケ文太郎

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