実話ベースと言う事。
だからかもしれないが、巧妙なストーリーが展開されている訳ではなく、娘の誘拐からメキシコの闇の部分を暴き出してるような描き方だった。
若者二人から飲食店で身代金話を話され、別居している夫に相談、と言うそれほど喫緊の状態でないところから徐々に暗黒になっていく感じだったが、後半は随分と内輪な揉め事にも見えた。
ということは、メキシコのこういう閉鎖的な田舎町ではユスリや怨恨に誘拐と言う手段が当たり前に用いられているのかな。そして、そういったものを商売として扱うギャングがいる、と言う事がわかる。
誘拐された少年少女も誘拐の加害者になっいるような地域なんだろう。
正直、後半はそれほど面白みは感じられなかったが、こういったメキシコの裏社会を知るには良いのではないかな。
まあメキシコ全体がこういう訳ではないだろうが、もちろん比率としては多いのかな、くらいで頭の中に入れていおきたい。
