一杯のラーメンがこんなにも愛おしい。
”お も て な し”の国の現実。
非情というか無情というか。
お役所仕事、どうにかならないものか。
難民申請が通らない。
認定されなきゃ就労出来ない。
働かなくて、どうやって生きて行けというのだろう。 県外に出る自由もない。 進学は、家族の未来はどうなるのか。
切実な難民問題の理不尽を、重苦しいだけではなく、爽やかで瑞々しい青春映画としても描かれた作品。
父親の思いが切ない。 弁護士さん、頼りないんだよなぁ。
平穏な日常、ささやかな幸せ。
特別なことを望んでいるのではないのだから、日本にいる難民の未来に、少しでも希望があるとイイ。
まずは知ることから。
