主演の嵐莉菜が美しすぎて若干現実味が薄れるほどだった。
難民問題はウィシュマさんなどのニュースで目にする度理不尽さに呆れるものの現実に自分事として考えているかと言われればテレビの前で義憤にかられる程度で実際には何も動かずネットで署名活動に指一本で参加しているに過ぎない。SNSでは「なら国に帰れ」という言葉が溢れているけど、難民に関して言えば帰れるものならとっくに帰っていると思う。帰りたくても帰れないのだし、子供は全く預かり知らぬこと、なのに自分の身の上を話すことも覚悟がいり理解が得られるか不安を感じ祖国の思い出も殆ど無いのに級友にさえ排除されるのではと恐れて暮らす、彼女には何一つ落ち度はないのに。
賢明に生きようとする子がバイトもできない他所にも行けない進学もできない、そんな国が正しいのかなぁ？
サヘル・ローズさんも今のような生活をするまでには並大抵ではない経験をしこの作品には思入れもあっただろうと想像する。
(映画の感想とちょっと違ったかも)
池脇千鶴はジョゼと虎と魚たちを見たばかりだったから高校生の母親役？とポカンとしてしまった、そりゃそうか。
