オレンジマン

珈琲時光のオレンジマンのレビュー・感想・評価

珈琲時光(2003年製作の映画)
3.7
ただ繰り返されるように思う日常も、実は日々変化している。この変化を含むサイクルの中で、生命が生まれては死に、都市や建物ができては消える。イヤホンやヘッドホンから流れる大音量の音楽で環境音を掻き消す現代の東京人よりも、海外から見るホウ・シャオシェンや昔の小津安二郎の方が、環境の変化や東京に歩み寄る現代の足音に敏感だったのかもしれない。
オレンジマン

オレンジマン