オーディオ&ビジュアルオタクな私は集中する周期があり、今はレコード集中時期なので映画は抑え気味ですが本作は見逃せず初週鑑賞。
さすがはノーラン印&アカデミー作品勲章付きなので、品質は保証済みでした。
満を持しての盟友キリアン・マーフィー主役投入で彼はオッピーになりきっていましたね。
相変わらず劇伴も最高で、野太い音楽を聴いているだけで観ている我々の気持ちを盛り上げる効果絶大でした。
それでは両手を上げて絶賛かというとちょっと微妙なところも多々。
相変わらずのノーランさんの「頭悪い人お断り」臭がプンプンで情報量が多すぎ、特に様々な人物を名前で連呼しますが「それって誰?」的な瞬間が多々あり、頭の悪い私は置いてきぼりを食らう羽目に。。
原爆の実験周辺は見ていて面白いのですが、ロバートダウニーJr周辺の話のなると急に訳が分からなくつまらなくなる、の繰り返しでした。
事前にちゃんと史実の予習すれば大丈夫とか、何度も観れば理解出来るかもですが、それ前提の映画って名作なんですかね。
とは言っても今のネタ切れ映画界で彼の存在は貴重ですので、引き続き良質なオリジナル作品を期待しています。
追記)フローレンス・ピューが身体張っていたのに何か可哀想だった。