お前を嫌いになった
観ながら思わず、この中で言ったら自分は誰だ？となりました。
【目的のために突き進むコルム】
【良い人であろうとするパードリック】
【知識を身につけ打破しようとするシボーン】
【欲求に素直に生きるドミニク】
バランス良く生きられたら、と思いますが、閉鎖的で鬱屈としたイニシェリン島、内線下のアイルランドという状況を使い、人間の危うさを浮き彫りにしていました。
ゆったりと流れる時間の中で、後半の【パードリックの決断から行動】までのシーケンスは、素晴らしい緊張感でした。
それを演じたコリン・ファレルも流石です👏👏！
バリー・コーガンもめちゃ効いてました！
マーティン・マクドナー監督の【主人公の決断から実行のプロセス】を丁寧に描く、という作品作りは、今作にもしっかり繋がってましたね。
アカデミーは脚本、主演(コリン・ファレル)、助演男優(ブレンダン・グリーソン)辺り獲りそうですね！
