蝶採りのさわだにわかのレビュー・感想・評価

『田園詩』みたいに田舎の生活がセリフもなくドキュメンタリータッチでこれでもかこれでもかと淡々延々つづくのでそういうやつかぁと思っていたら終盤突然の爆発から怒涛の展開、イオセリアーニがどの程度その面白さを意図していたかは不明だが「財」のビッグ一文字がお屋敷に被さっての劇終は相当なインパクトがあった。金の魔力が美しい素朴な田舎暮らしを吹き飛ばすという映画だったのだろうか…なんか驚いたよ。