去年の秋ごろからU-NEXTでちまちま観てきたイオセリアーニ作品。
いつものように、キャラが多い散らかり気味の群像劇かと思ったら、自分が想像していた以上に醜悪な人の本性が見え隠れする作品でびっくりし…
イオセリアーニ作品で一番好き。
老いた奉公人二人の長閑な田舎暮らしから始まる。酔いどれ親父を交えたブラスバンドがのんびりと豊かな音を奏でる。
悪意のない世界に、テレビからテロ事件や警官殺しなど不穏な…
こんな暮らしがしたかった
こんな暮らしを大切にしたい
でも本人が死ねば金で判断される
お金だけで考えるような人間にならないようにしよう
丁寧な暮らしだけではなく
二日酔いでゲロ吐く牧師や普通に遅刻…
ばあちゃんがピストル撃ちまくったり、弓をぶっ放して魚獲ったりと結構ユーモラスなショットが多い。
あまりにも日本人が悪い描かれ方してて笑ったけど、おそらく当時の日本人は海外の人にこのように見られてい…
何とまぁ、キレのある作品だこと。
滅びゆく南仏の町の城での醜い親族争い。
みんな酷くてみんな良い!
お歌のレッスンのシーンのトリチャンの荒ぶりに泣いたし、長閑に暮らしているような田舎町にも忍び寄るテ…
古城と老人を中心とした失われゆくものたちが描かれる。可愛い婆ちゃん達にのどかで歴史を感じさせる田舎模様、美味そうなあれやこれ等々、目に優しい視覚要素に満たされている。イオセリアーニ作品らしく、常に何…
>>続きを読む『影の列車』的な多重露光やら列車爆破事故の低予算映画的な演出やら地味に振り幅の広さを見せる。バブル期であり皮肉とはいえ、こういうのを客観的に見ると外国人からしたら日本も中国もやっていることは一緒に見…
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