ジャズに魅力されプロのサックスプレイヤーを志す宮本大。宮城から東京に上京し、ピアニストの沢辺雪祈と出会う。同級生の玉田俊二もドラムとして加わり、ジャズバンド“THE JASS”を結成。ひたすらに自分たちのジャズを追求する彼らの熱量は人々を動かし、ついに日本一のジャズクラブで演奏することに。しかし前日に沢辺が事故に遭い、夢を追う宮本たちのジャズは危機を迎える。
プロジャズプレイヤーを目指す宮本大は東京でバンドを結成し、日本一のジャズクラブに出演するまでに成長するものの、本番直前で仲間の1人が事故で演奏出来なくなってしまう…
高温で青く燃える星『ブルージャイアント』。自分の感情を全てサックスに込める宮本大をまさに体現している。それとともに、青く燃えるほど自分の身を焦がしている様子はラストの沢辺も表現しているように感じたのは自分だけかな？
THE JASSの物語としては少し物悲しいけど、夢に向かって愚直に突き進む宮本大そして彼の熱に当てられてドラムに挑戦した玉田や自分を変えた沢辺たち個人のストーリーとしては羨ましいほど眩い青春だと感じた。
いつまでも色褪せない青春時代、自分を信じて突き進むカッコ良さ。それらが音楽やアニメ演出で何十倍にも魅力が膨らんでおり、冗談抜きで涙が止まらなかった…
