ブサ猫太郎

15時17分、パリ行きのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
1.1
少年時代からは周囲と合わせることが出来ず浮いていた3人。そして彼らは少しの不満を抱きながら大人になったものの、旅行先で乗った列車内で事件が起こり、勇気を見せていく。

少年時代からの友人3人組が旅行先で乗った列車内で起きたテロ事件を解決する。

めっちゃつまらなかった…Netflixのあらすじ紹介を読んだ感じは面白そうだったのに。しかも、監督はクリント・イーストウッド。それなのにこれは酷い。

じゃあ何が悪いのかと言えば、物語が全く進まないこと。94分の中で60分近くは“起”だけ。主人公たちの少年時代や旅行の様子など物語として面白みのないシーンばかり。本当に主人公たちの日常を見させられているだけだった。

そんなグダグダな状態から最後の30分弱で詰め込まれても…しかも、唯一の見せ場なのに呆気なく敵を制圧するって…

もう、どうしようもない作品。

ただ、実はこの作品は実際に起きたタリス銃乱射事件をベースにしており、主人公たちは事件で活躍した本人たちをそのまま起用しているとのこと。キャスティングに関してはちょっと面白いと思ったので+0.1。