美食が貴族だけの楽しみだった18世紀のフランスで宮廷料理人だった主人公は作った料理が原因で宮廷を追われ、一度は料理人の職から離れることになったけど身分に関わらず誰でも食事を楽しむことができる場所、世界初のレストランを開く！って話。予告ではすごくおもしろそうだったし、友情・努力・勝利的な展開を予想してた。
おもしろいはずなんだけどおもしろかった！！とかコレ好き！！とはならなかった。映像もよかったのにね。なんだか主人公に料理に対する熱意を感じられなくて…全て周りにお膳立てしてもらって流れに乗ったら技術はあるから上手くいったっていう風に見えちゃうんだよな。だったら弟子入りした夫人を主人公にした方がよっぽどドラマティックだったんじゃないかなぁ。
あとこの映画を見る直前にベルバラ展に行ってたの。だからローアン大司教の名前が出てきてまさかこっちでも出くわすとは思ってなかったからビックリした。首飾り事件でいい印象を持ってなかったからあぁ、そういえばアイツも頑張ってたんだったなって思った。どの立場からの感想なのかわからないけど。
