急にふとMrs. GREEN APPLEのSoranjiが頭の中でリピートしてとまらなかったんですよね。
それでこれ何かの主題歌だったよなぁと思って調べたら今作の主題歌だと知りました。
個人的なんですけれど戦争をモチーフにしている映画って好みではないんです。なので公開当初ってそもそもそれだけが理由で視野に入れてなかったんだと思います。
けれどこういった自分のふとした感覚って言うのを大切にしているので、評判もいいですし、俳優さん達も素敵な方ばかりでしたので鑑賞しました。
前半は演出や展開をみてうん、やっぱり戦争映画だなぁという感想だったのですが、後半に山本が病状に伏せてからがすごく心が動かされました。
個人的な話になるんですけれど、親族を山本と近い部位での病気で亡くしているため思いっきり重なったんだと思います。
そのくらいニノの演技はリアリティがありました。あれ、過剰じゃないです。
山本はいつだって心まっすぐに自分の信念である希望をもつことを大切にしていました。
嘘がないまっすぐな心を大切にした在り方って周囲に影響を与えて巻き込むんですよね。
そんな人が自分の側にいると、その人を嫌っている自分、反発している自分、拗ねている自分とかなんかちょっと醜い自分が恥ずかしくなるしバカバカしくなるんですよね。
凍った心が解けるようにほぐれていくんです。
観ていてたまにショーシャンクの空にを彷彿としていました。
最後のシーン本当によかったですね。よすぎましたね。
お伝えしていく割り振りもぴったりでしたね。
自分が責任を果たしているようでそれを通して自分の心も癒しているように思えました。
安田さん大好きなんです。
水曜どうでしょうの安田さんも大好きなんですけれど安田さんが出演されているとどんな作品にも安心します。
桃李君やっぱりかっこよかったなぁ。
私、桃李君が自分を保とうとするけれど涙してしまう演技が大好きです。(細かい好きポイントですね。)
景子ちゃんはずっと美しかったし、いろいろなバリエーションでの泣き顔本当に思いが伝わってよかったです。美しかったな。
素敵な山本さんにぴったりの可憐なモジミさんだったな。
ケンティーまっすぐで大好き。
寺尾さんもとても贅沢だった。
長男役の奥田君とっても目を引いて儚かったな。もっといろいろな作品で観てみたいと思いました。
人の思い、優しさで胸がいっぱいになって後半ずっと泣いていたんですけれど、エンドロールのSoranjiでデトックスかの様に泣けました。