このレビューはネタバレを含みます
室内に鳴り響く「死者からの電話」・・・。
このポスターの言葉の『意味』が見る前と見た後で変化する事間違いなし・・・!やられたー・・・!!
ポスターでホラー作品だと決めつけて視聴したら、展開が複雑でなかなか味のある映画でした・・・!
一括りに『ホラー作品』というジャンルにまとめられてしまうのがもったいない作品。
サイコスリラーというジャンルではあるが、サスペンス要素や熱い友情なんかも盛り込まれたりしている。
複雑に絡み合う要素が、この作品にしか出せない味を出していることは間違いない。
ただ、逆を返すとポスターでホラー作品だと思って視聴するとホラーの要素は強くないので、肩透かしをくらってしまう可能性もあるかな。
(サイコではあるけどそこまで残虐性を感じなかった)
ジャンルでいえば脱出系ホラーなので、脱出系が好きな人は好きだと思う。
中盤から一気に加速する展開は見物だし、伏線回収も見事。
暴力シーンが多いので治安は悪め。暴力シーン苦手な人は注意です。
グラバーの過去や父の暴力についてなどストーリーにもう少し掘り下げがあると深みがより一層出たかなと思いながらも、この時間内できっちりと終わっていたのでよかったと思う。
ぜひ、ネタバレなど読まずに一緒に裏切られてほしい・・・!