ボギーパパ

デューン 砂の惑星PART2のボギーパパのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0
劇場2024-24・26 TCサクラマチ
熊本P

あの壮大なる予告編であったパート1から3年?待望のパート2。いゃ〜、前作観た時タイトルに「PART1」の文字が出た時にはひっくり返ったけど、、、
その壮大なる予告編でありながらもパート1は一昨年のアカデミー賞、裏方6部門受賞と技術面は確かであったし、映像美の面では群を抜いていた。ハンス・ジマーの音楽も彼らしさと新しさも感じられて良かった。

私がそんなパート1で思ったこと、改めて記しますとそれはポール・アトレイデス=源義経説。

レディ・ジェシカ=常盤御前、
チャニ=静御前、
ダンカン=弁慶、
ハルコンネン男爵=平清盛、
スティルガー一派=奥州藤原氏…
いかがですか?
特にモモアのダンカン弁慶はどうでしょう(^^)

SFの古典である本作は、確かにSFではあるものの、西洋騎士道の世界観であったり、宗教的な対立の根源ともなるそもそもの宗教観であったり、過去から現在に通じる人間の生き様に中心を置いているため、極めて人間臭い人間ドラマだと思う。
つまり映像美、仕掛けがなければ普遍的な物語。
『繁栄→(事件→敗走→)試練→覚醒→(レジスタンス組織化→)勝利→旅立ち』の構図そのまま。桃太郎か!
まぁこの方程式でロードオブザリング、スターウォーズなどが成り立っているわけだからその礎とも言える。

したがって本作は、その映像美のみ堪能しよう。
その結果十分楽しめました。砂虫、やっぱりスゲェ!シャラメ、ゼンデイヤの美しさも堪能。砂漠の美しさも、、、

『ゴジラ-1.0』陣営、は本作と重ならなくて良かったと胸を撫で下ろしているのではないか、、、
俳優協会のストのおかげかな。

ただ、本作に関しては用語、名前、文法があまりにも難しい。難解過ぎる、、、
絶対に予習・復習を求めてくる。映画って基本的には一期一会の人が多いだろうから、、、どうなのだろうか?
観る人を選ぶというか、ついて来れる人だけついてくれば良いよという姿勢なのか、、、
翻訳の人も大変だったろうなぁと思う。
特に名前、シャラメだけで幾つ名前があるのかしら?CPUの低い小生は処理しきれないのが悲しい。

総じて美しく、迫力溢れる映像美を堪能できた点は良かった。
パート1もう一度観てから、再鑑賞するかな、、、

SCREEN Xで鑑賞。その必要はあったのだろうか?IMAXの方が良いかな、、、

最後に、、、
えっ?シリーズ3部作だったの?


そして2回目鑑賞!雑感。
意外な驚き!
ポールの妹アリアの成長した姿。
アニャ・テーラー=ジョイ!これは最初わからなんだ(^^)ピューちゃんと共演となるのならパート3にも期待だな!

ラッヴァーンはデイブ・バウティスタ。
ドラッグス〜!あの気弱な感じが良かった!
ガーニイはサノスことジョシュ・ブローリン!渋い。

ハルコンネン男爵はステラン・スカルスガルド。ドラゴンタトゥーの女のマルティン。
悪い役が似合う人だなぁ(^^)

キャストに目を凝らして見たら面白かった。
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