ドゥニヴィルヌーブ監督最新作。
前作といい今作といい、劇場での鑑賞はいいかなと思っていたが、最も好きな女優アニャちゃんがチョイ役で出てると聞いたので気づいたら映画館にいました(?)
なるほど。これは映画館で見なければいけない類の作品だ。
「メッセージ」「ブレードランナー」をきっかけにSFに本腰入れ始めたドゥニヴィルヌーブだが、今作ではもはや神技と言っていいレベルで美しい映像を拝むことができる。
元々は割と小規模な人間ドラマを得意とする監督だと思っていたが、後にこんなに壮大で美しい映画を撮ることになるとは。
終始映像に魅了される3時間だった。
言わずもがな役者の演技も素晴らしい。
ティモシーは本当に映える役者で、正直立ってるだけでも絵になる。かっこいいだけでなく演技も見入ってしまうため本当に才能に満ち溢れた俳優さんだなと。
そしてゼンデイヤ。もう彼女の役が最高すぎて…いやもう彼女の演技力も相まって素晴らしかった。
強いていうなら…長い。長さを感じないといいたいが長い。
多少いらないドラマパートがいくつかあるように感じた。
彼の人間ドラマ映画が大好きだからこそ、そう思った。
でもまぁ凄くいい映画だったのは間違いない。気になってる方は映画館マスト。
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[この映画のBest俳優]
ゼンデイヤ
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆