サラフィアー

デューン 砂の惑星PART2のサラフィアーのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
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あらすじ(映画.comより)その惑星を支配する者が、全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューン。宇宙帝国を統べる皇帝とハルコンネン家に命を狙われるポール(ティモシー・シャラメ)は、先住民フレメンのチャニ(ゼンデイヤ)と共に数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、皇帝とハルコンネン家への反撃に立ち上がる。(https://www.cinematoday.jp/movie/T0028768)

前作がハマらなかったけど、今回は結構楽しめた気がする。
壮大な映像とズウウウンと響く低音、圧倒される感覚はやはり映画館でこそ味わえるものだなと。

前作よりも話が動くし、アクション、シャイ・フルードの見せ場多めなので退屈しない。
でも相変わらずスピリチュアルがすぎてどういう気持ちで見ていいのかわからない(笑)
え?気付いたらみんなやばいやつやん…という中で唯一チャニがブレずに「こいつらさっきから何を言うてんねん落ち着いてくれよ!」の姿勢を貫いてくれるので、彼女目線で話を追うのが正しいというか、わかりやすいなというところに落ち着いた。それでもどういうこっちゃ!!となるところはもう大人しく原作本読むしかないのかも。読みますね…

いわゆる「白人救世主」モノにならないように、注意されているところは良い。ここに関してもやはりチャニの存在が大きいね。とサンドウォークのシーンで思った。

あとはぷちんぷちんとシーンが途切れるところがちょっとみづらい…
急に途切れて次に行くので、え?いつ合流した?これは幻想?現実?など???となるところが多い。状況を掴むのにちょっと時間を要する。

やはり急に大きい声を出すポール、リサン・アル・ガイブbotになるスティルガー(特に最後は吹き出しそうになった)、風船プカプカハルコンネン男爵、全シーンネタにしか見えないフェイド・ラウサ、とキャラの魅力はすごい。特にフェイド・ラウサはいちいち気になるので彼が出てるシーンは彼ばっか見てました。半笑いで。

シャイ・フルードの乗り方はわかったので、降り方を誰か教えて欲しいのと、
「ハルコンネン・スパミュージック」はどこで聴けるのか誰か教えてほしい。(エンドロールで二度見した)