いみ

デューン 砂の惑星PART2のいみのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかった。
デザインが良すぎて今回も魅入ってしまった。
前回よりも壮大で迫力があり音響がよい大スクリーンで見られてほんとによかったと思う。
画面のどこを切り取っても完璧なまでの統一感のあるカラーリングやデザイニングで美しくて見惚れた。これはヨルゴス監督やウィスアンダーソン監督のおしゃれとはまた違うんだけど、とにかくこの無機質でクールなカラーも大好み。
あと浮遊感のリアルさ!
白マツコ・デラックスが浮遊するのもそうだけど戦闘メンバーの岩肌付近での浮遊や船から降りるときのフワッと感…
あれリアルすぎて体感してる感じだった…気持ち良かった…。
サンドワームに乗るとき、乗ってるときのリアルさも最高。
個人的にデザインやリアルさ優先の顔隠し、大歓迎なのでほんとその点でもこの映画は一貫していてよかったなぁ。
脚本もよかった。
地味で何が悪い!
淡々とリアルに進みながらも3時間まるで飽きることなく見られた。
聖母が、国の王が、はじめからその能力がある訳じゃないんだなと。当たり前なんだけど少しずつ覚醒して力をつけてそして画策して上がっていく。なんかゾクゾクした。

原作でのエピソードはこの先もとても魅力的だがドラマシリーズは監督の手を離れると言うし、監督も作るとしても「三部作」と言っているようなので次回を楽しみに待つことにする。
どのくらいエピソードを詰め込むのだろうな。

よかった。楽しかった!
いみ

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