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デューン 砂の惑星PART2のハルのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0
名古屋遠征中、一発目は初の“109シネマズ名古屋”にて『デューン 砂の惑星 PART2』
前作はあくまでプロローグだったことがはっきりと伝わる完成度の高さ。
圧倒的な映像美と壮大な世界観、響き渡る戦闘音。
IMAXシアターで鑑賞をしたが、この絵と音を体験できる事に大きな喜びを感じられた。
ビッグプロジェクトならではの凄まじいクオリティー。

シンプルなストーリーだからこそ、“核”になるヒーローが必要な物語。
そういった意味ではティモシー・シャラメのための映画ともいえる。
これ以上ないほど“様”になる超絶イケメン。
結果を残す度に成長し、未来を見通す力を手に入れてからは自信に満ち溢れた王者の貫禄すら漂わせていた。
戦闘能力、戦術的な視野、統率力。
全てを兼ね備え、勇ましく研ぎ澄まされていく姿はさながらRPGゲームの主人公のよう。

一方、一人の男としては背負うものが重すぎてしまい…チャニとの関係性に一抹の寂しさが。
仕方ないけど、悲しい運命だ。
王道でありながらダークファンタジー的な要素も内包されていて、ストーリーに幅と深みを感じられたのもGood。

洗練された格闘アクションにVFX技術、ノンストップで超越した凄味を感じられる、これぞSF超大作!
映画館で味わう“究極の非日常”
同ジャンルだと、これを超える作品は今年でないんじゃないかな?それほど、素晴らしい出来映えに仕上がっていた。
敢えて懸念点を挙げるとすればPart1、Part2を合わせて見ることで一つの物語として完成するため、TOTAL6時間弱の上映時間くらい。
Part3の製作オファーも既に届いているいうことなので、この先どうなっていくのか非常に楽しみ。
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