奴隷制度。
決して過去の負の歴史ではなく、形は変えつつ今も続いている、、。
「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレスのプロデュース作品。
ブラジルの田舎からサンパウロに出稼ぎに来た青年達。低賃金、重労働、搾取、騙し、監禁、、、底辺で働かされる彼らの姿は、まさに現代の奴隷。
弱者がさらなる弱者を従わせる、弱者の連鎖は、容易には抜け出せない構造。
地獄の様な仕事場から遠くに見えるビル群、格差の激しい現実に眩暈がします^^;厳しい映画ですが見応えありました。
若い頃は好青年だったロドリゴ・サントロが訳ありの悪どい雇い主を好演してます。