昭和 14 年。東京の池上に暮らす川西家は、8 年前に夫を病で失った母親・里子(加藤治子)、4 年前に実家に戻ってきた長女・たき乃(田中裕子)、出版社に勤める次女・はつ江(宮沢りえ)、女学…
>>続きを読む昭和 15 年。東京・池上で神林里子(加藤治子)は 3 人の娘たちとつつましく暮らしている。 最初の夫との死別のあと、彼女は順造(小林薫)と再婚したが、彼は 17 年前に失踪し行方不明にな…
>>続きを読む昭和14年。夫を戦地で失った寺崎かなえ(田中裕子)は、今は東京・池上にある実家で母親・里子(加藤治子)たちと生活している。かなえの弟・庄一郎(勝村政信)は亡父と同じ商工省に入り、末っ子の菊…
>>続きを読む昭和13年、東京・池上。12年前に父を亡くした桂木家は、女ばかりの4人家族。 長女・松乃(田中裕子)は夫が戦死し、いまは実家に。そして母親の里子(加藤治子)と次女・五海(戸田菜穂)、三女・…
>>続きを読む東京・愛宕山にある池谷石材店は江戸時代から続く老舗。当主の常吉(森繁久彌)は腕利きで知られた職人だが、老いた今は弟子たちの仕事を監督するだけだ。常吉の息子はとき(加藤治子)と結婚して、響子…
>>続きを読む原沢家の長女・絹子(田中裕子)が母・里子(加藤治子)の看病を口実に実家に戻ってきた。 絹子の夫・安村は 1 年前に中国で戦死し、今は義弟・公作(鶴見辰吾)との再婚話が持ち上がっている。 次…
>>続きを読む東京・池上本門寺近くに住む田野倉家は、母・里子(加藤治子)と3人の娘・琴子(田中裕子)、新子(相楽晴子)、小夜(林美穂)の4人家族。文部省に勤めていた父は12年前に亡くなっていた。昭和15…
>>続きを読む太平洋戦争直前の昭和16年10月、溝呂木家では長女・佐和(田中裕子)に見合い話が持ち上がっていた。 しかし、6年前に母の梅子(加藤治子)が家庭を捨て若い画家の元に走って以来、家事の一切を切…
>>続きを読む昭和 13 年の暮、池上本門寺裏手にひっそり住まう神山家。 商工省官吏だった主は10 年前に亡くなり、今は母・里子(加藤治子)、会社勤めの次女・まき恵(南果歩)、帝大生の長男・健一郎(金山…
>>続きを読む昭和14年夏。宮部麗(曽根由加)が女学校から帰ってくると、いつもの通り姉の笙子(国生さゆり)が二階の病室から外を眺めていた。 笙子は心臓の病気で、外出を禁止されている。そんなとき、窓から剣…
>>続きを読む結婚して 6 年になる半沢英子(田中裕子)は、夫・秀一(小林薫)、来年小学校に上がる一人息子の健太(内大輔)、女手一つで秀一を育てた姑のツヤ子(加藤治子)とともに暮らしていた。 何が不満と…
>>続きを読む昭和12年秋。父を早くに亡くし、三姉妹と母だけの結城家に長女・祝子(田中裕子)の婚約者・川島次郎(小林薫)が訪れる。 祝子は婚約してから3年経つが、健康に自信がないことを理由に結婚を延期し…
>>続きを読む職業軍人だった父親を満州事変で失い、母子 4 人でつつましく暮らしてきた大島家。 その大島家で長女・菊子(田中裕子)の結婚が決まった。相手は東亜経済研究所員の平岡正雄(三浦賢二)だ。縁談に…
>>続きを読む女学校の教師をしている紀田家の長女・礼子(田中裕子)は発熱で学校を早退した。 帰宅すると珍しく、従兄の聡一郎(永島敏行)が来ていた。軍医をしている聡一郎は、礼子を心配してあれこれ注意するが…
>>続きを読む昭和15年11月。菊坂家は軍人遺族の一家で、長女・文子(田中裕子)の婚約者・三村(小林薫)も上海駐在中だが、出征前に婚約解消を申し出ている。そんな三村に文子は「未亡人になっていもいい」と返…
>>続きを読む昭和 16 年正月、父・完治(小林亜星)、母・里子(加藤治子)、予科練から一時戻ってきた兄・新一らに囲まれて、陽子(工藤夕貴)は「おせち」の席についた。何かと言うと怒り出す完治を気遣いなが…
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