ひでGさんの映画レビュー・感想・評価 - 49ページ目

追憶(1973年製作の映画)

3.8

岡田准一の最新映画の方じゃない、バーバラストライサンドの方。

ざっくりとしたタイトルだし、同名映画の公開もあり、すっかり忘れられてるけど、バーバラの歌う「The way we were」は一度は誰も
>>続きを読む

狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.3

若い頃に観て、最近再見。
それをまた書き直しレビュー。

再見映画には3パターンある。
①初見と同じ思い
②あら?あれ?がっかり。青春の思い出を返せ!
③初見より素晴らしい、新しい発見!

本作は、
>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

4.2

ちょっと気取って言うと、「映画的な表現力がとても高い映画」

映画は映像で語るもの。
だから、カメラワークだったり、音の使い方だったり、時間や空間の表し方、並べ方だったり、映像でしか表せないことを駆使
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.8

休日サービス出張の1日。9時から5時までたっぷり会議(^_^;)

さあ、帰りに映画でリフレッシュ!

券売機の前まで、こっちにするか、「マンチェスターバイザーシー」にするか悩み、結局こっちに。
>>続きを読む

ガス燈(1940年製作の映画)

2.6

図書館で借りる。

ある人物がある人物をある目的のため、陥れるというのが中心のお話なんだけど、

この映画自体に私たち?は【陥れられたのだ😭】

というのは、地域の図書館で貸し出し。

タイトルを見て
>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.0

初期レビューを書き直し。

「君の名は。」もこの映画からかなり影響受けてるかな。

筒井康隆の原作をずっと昔、確かNHKの子供向けドラマでやっていたよね?未来から来る青年の名が「ケン・ソゴル」て言って
>>続きを読む

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.2

ベット映画【特に犬】は、
【無償の愛】っていう意味では、【宗教映画】に近い。

だって、

「私にはあなたしかいません。」
「年をとっても仲良くしてください。」
「10年しか生きられません。その時間を
>>続きを読む

いぬのえいが(2004年製作の映画)

2.6

正直に書こう。
しこたまお酒を飲んだ時って、なんか無性に泣きたくなることない?
おじさんの僕はたまにあるんだ。

そんな時は、短い動画【タイのCMとか】とかで泣く(^_^;)

さらにもっと泣きたくな
>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

3.5

ついでにこちらの映画も書こう。
さっきは結構ディスってしまったけど、、

何ともバカみたいな計画のため、
アホな組織のため、

天に見放されたというより「人災」ですよね〜

すごく真面目に、手を抜かず
>>続きを読む

人間の証明(1977年製作の映画)

3.5

1977年は日本映画大作の当たり年。興行収入ベスト5に3作品。

「八甲田山」「八つ墓村」そしてこれ。

三つの中では一番まとも。最も映画らしい映画だと思うよ。

どの作品も映画とともに、劇中での
>>続きを読む

パニック・イン・スタジアム(1976年製作の映画)

2.1

70年代には流行ったパニック映画。
とにかく、多くの人がパニックになってるところをメインに見せる映画。

でもさ、「ジョーズ」だって「タワーリングインフェルノ」だって「ポセイドンアドベンチャー」だって
>>続きを読む

深呼吸の必要(2004年製作の映画)

3.3

サトウキビ畑の収穫を手伝うサトウキビ狩バイトに集まった若者の群像劇。

先に本を偶然読み、気になっていたのでレンタル。

物語は都会の派遣社員香里奈の視点で始まる。
香里奈のデビュー作。この映画の彼
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

後味のよく、安心して観られるよい映画。みんなが大好きで、高スコアの映画だけど、ごめんなさい🙏
で全体的には映画としては、普通の域。

ジュールスとベンの関係やそれに伴うエピソードの山場や葛藤が少なく、
>>続きを読む

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

3.5

祭日の午前中、NHKで放映。

何気なく録画して、夜鑑賞。

あまりのクオリティの高さに最後は正座してマジ真剣に観てた。

すごいよ、この完成度。

知らない人もいると思うから、改めて言うけど、これは
>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.2

ラストのナレーションを引用する。


今では独り急流で釣りを続ける。

だが、谷間の薄明かりの中、独りいると、

周囲と私の思い出、ビックブラックフットリバーの水音と四拍子のリズム、鱒があがっきてほし
>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.5

映画化される前に原作を読んでいた。
あまりしっくりこなかったというのが読後の第一感想。

ずっと女中さん視点で描かれるんだけど、中心話題の奥様の不倫と女中さんとの関係性がもうひとつスッキリしなかったっ
>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.1

逆恨み映画。
デニーロが怖い。

何かに取り憑かれたデニーロはマジ怖い。

物語は復讐劇の定番パターンとして進行していく。
まあ、面白いんだけど、そんなに新味はない。

だけど、この映画ワンポイント
>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.4

世間的に評価が高いのに、僕はあんまりだったシリーズ②「ちなみに①は「グリーンマイル」】→またまたトムパンクス!

→みなさんにはありませんか、世間的な高評価の映画と自分のそれとのギャップ



この映
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.2

評判よい作品だったけど、家でDVDだったのもあって、あまり乗れなかった。

単純な話【玉の取り合い?】なのに、キャラや相関関係がちょっとごちゃごちゃしてて、クリアじゃない感じ。

キャラはかなり個性的
>>続きを読む

北京ヴァイオリン(2002年製作の映画)

3.6

最近子供を持った後輩と二次会で、親とは?みたいな話になった。
しこたま飲んでたので、
「子供の為なら即座に死ねる→命を差出せる!、それが親!」みたいな酔っ払い的熱きトークになったんだけど、
まあ、酔っ
>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

初期のレビューで、ちゃんとこの映画のこと書けなかったので、もう一度この映画と向かい合いたい。

911で亡くなった父を忘れなれない息子の苦しみ。

亡くなっ人、去っていく人は、きっと忘れないでほしいと
>>続きを読む

ツイスター(1996年製作の映画)

3.5

世間的にはあまり評判よくないけど、僕は割と好き。

だって、何かを退治するとか、地球を守るとかじゃなくて、相手は【天候→竜巻】だよ。
すごく割り切って見れたよ、

起きるのもしょうがないし、誰が悪いと
>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

4.2

衝撃の一作。
昨年公開された【私が観た】和製クライムムービーの中では、ダントツの完成度の高さ、
って言うか、あまり評価されてないけど、昨年度邦画の中でもトップクラスの出来栄えだと思う。

内容的なエグ
>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.2

ちょっと前に書いたレビュー書き直し

こえ〜。まじ、怖い映画。
だって孤児院で貰ってきた女の子エスターが×××だったんだ!

しかも×××もしたり、ああ〜ヤバイ!

こういう映画は、まだみんな正体分か
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.4

大好きな人はすげーハマるだろうなあ。
すげ〜ハマれたら楽しいだろうな、、

て、書くってことは、そう、思ったほどはハマれなかったんだ。

悪くはないし、おもしろかったし、、、
て、書かれ方が、この映画
>>続きを読む

フロント・ページ(1974年製作の映画)

4.0

テンポといい、見せ場の作り方といい、
さすがはビリーワイルダ映画。

数十年ぶりに観たけど、おもしろかったわ〜

ウォルターマッソーとジャックレモンもさすがのコンビ。

ジャックレモンも全盛期は過
>>続きを読む

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

2.9

ちょっとゴージャスな2時間ドラマ。
わかりやすい復讐劇。

裕福な科学者の旦那を持つ奥さんが産婦人科を訴える。

訴えられた産婦人科が自殺する。

産婦人科の奥さんも妊娠中で、自殺のショックで死産に。
>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.1

楽しく観ました。
冷静に考えると、すれ違いを生むための無理なストーリー展開もなくはないけど、→例えば、あんだけ熱烈な手紙送った後で、再婚するか?的な

まあ大目に見ておこう!落ち着くところに落ち着く安
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.7

子役がみんないい!

杉咲花はどこでも高評価だか、病院のシーンの涙からの笑顔や凜とした立ち振る舞いなど、この映画のもう一人の主役を十分に成し遂げた感がある。

僕がもう一人、感心したのが、鮎子ちゃん役
>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.6

この映画を評する最も適したワードをあえて使う。
フィルマークを始めて以来、使っていなかったお下品な言葉。

これは、けなす言葉ではない。【褒め言葉でもないのだか】

この映画は、
糞映画です!

登場
>>続きを読む

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.3

何だろう、この中途半端感
何だろう、モヤモヤと落ち着かない感

完全にダメだったら、こんな気持ちにならずにバッサリ切り捨てられるけど、
中途半端にちょっと頑張ったところもあり、だからこそ、下手さや残念
>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

3.8

アイルランドの女の子がアメリカに移住するお話。

アメリカン・ドリームとかではない。
地元ではまともな仕事がないんだ。

冒頭のお店でシーン。短い場面だけど、
「ここでずっとは働きたくないよね〜」て伝
>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.2

僕が観た実写ディズニーではダントツナンバーワン!
宮本亜門さんの言葉をそっくりパクるけど、リメイクだと思ったら大間違い!

完成度半端ないし、想定以上の感涙もの。
しかも、100%純度の幸せの涙!
>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

よく頭を空っぽにするって言うけど、
それってなかなかできないよね。

この映画観てた時は、空っぽになってた!

映画の世界、
髑髏島の世界にどっぷり浸かってた!

これって、ある意味すごいこと!

>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.7

観ながら感じたのが、アルパチーノの「スカイフェイス」

和製「スカイフェイス」だなって思って観てた途中までは。

両者とも、根幹に劣等感を秘め、だからこそ、がむしゃらに、なりふり構わず成り上がろうとし
>>続きを読む

フレンチ・コネクション2(1975年製作の映画)

3.5

フィルマークでは結構シリーズもの、2や3について書いてきた。

本作は2ものではかなり異作。
だって、ポパイをホームグランドで撮らないんだから、

異種格闘技戦に似た感じ。
ポパイであって、ポパイじゃ
>>続きを読む