高峰秀子の逞しさに加東大介の完成されたコミカル。ケンカのシーンが、たまらない。あらくれ。
突如とも言えるBGMにしびれる。
僕になど計り知れないヨーロッパの教養の世界。
悪魔。
なんのための嘘で、なんのための秘密、なのか。目的はどこなのか、わからなくなってしまうが。たとえば、友人とか同僚とか、本当のところ、どんな人なのか、わからないし、むこうもわからない。その上に、死は、厳然>>続きを読む
かわいく、たんたんと、驚きのけじめ。この感情の爆発は、やはり韓国でしょうか。
高圧的で傲慢な父親、だけど家族の中で最も家族を考えている、ように思えた。しょうもないけど懸命に生きている。
犯人を捜したくなりますが、その時その場に漂う悪意を表現した映画かと。おそろしいですほんとに。
癒やすことのできない大きな悲しみは存在するし、どう向き合うのかヒントを与えようとしてくれている。そんな気がしました。
海の怖さ、偉大さ、みたいなものが、垣間見えるぶん、昨今のリュック・ベッソンの商業映画にとどまらない何かがあって、好きです。
心の病を薬で治すことの難しさ、精神科医の診断の難しさ。心の病とは、なに?
笑えるような、笑えないような、そして妙にクオリティの高い怪獣と。不思議におもしろかった。
絵本のように展開する、博打という哲学と生き様。今では、無くしてしまった何か、なのかもしれませんね。