安定してよくできているこのシリーズ。
この作品に限らず、北ヨーロッパのサスペンスミステリーは、やはり妙に魅惑的。洗練された風景、建築やインテリアなどだけでも、見ていられる。
主人公自身が患っている>>続きを読む
夜の草原を照らすヘッドライト。この不思議な美しさ、見たことがなかった。生と死の曖昧。
ホステスと刑事とヤクザ。美貌に衰えも見えるチョン・ドヨンさんが、ぴたりとはまる気怠さ。この疲れに惹かれてしまう。せいぜい幸せに生きてほしい。
後半たたみかけすぎて強引でもありますが、安定して楽しめるシリーズ2作目。
携帯電話のスピーカーフォンにできない場面が好き。僕もできない。
デンマークの定番刑事二人組ミステリー。特筆すべきところはないですが、おさえるところはおさえた正統派にして、良い作品。
それぞれにうんざりする何かを抱えつつ、強引に最後の惨事にまとめてしまう、その無理矢理。凄い。
労働者と雇用者、どちらが善いとか悪いとか、ではなくて。人を説得することの難しさとか、何かを共有できることの素晴らしさとか、を描いた映画ではないでしょうか。
どこかチープな感じに辟易しながらも、結局最後まで犯人はわからずに、ひっぱられてしまうという、監督の手腕を感じます。
主人公の女性は、「ミツバチのささやき」の、あの子でしたか。
美味しいものを食べた時の幸福感。明日になれば忘れてしまうだろうけど、思い出させてくれる。
ストーリーの稚拙さはさておき、教会の殺し合いは、ただただすごい映像だと思いました。
トム・ハンクスが動けば、悪いことにはならないと、安心して見れてしまうのは、いいのかわるいのか。さすがスピルバーグ様、派手さはないですが、ほどよいサスペンスできれいにまとまった、完成度の高い映画。
やかましいし、あつくるしいし。この汗臭いかっこよさはなんなんでしょう。昨今の日本映画には存在しない類いの迫力。
このDVDのジャケもかっこいい。
弟子の fuck off という言葉、気持ちがよかった。ただ、結果的にその素晴らしい演奏は、師匠のもたらしてくれたものでもある。
時おり自分も何を与えてあげられるのか考えるが、この教授にはなれない。彼>>続きを読む
ベッドシーンが、なまなましく、それをふくめて、匂いさえ伝わってきそうな、それはいい匂いではないですが、人間くささ。
脚本のおもしろさはわかるのですが、なにか魅力を感じられなかった。俳優なのか、チープな映像なのか、
観た後、引きずるように考えてしまう。主人公はランニングしながら、何を考えていたのか。何も考えていなかったのかも。献身。
my best 2017
天使の眼差し。
終始ながれている不安は、この映画が抱えている社会背景によるものでしょうか。
高峰秀子の逞しさに加東大介の完成されたコミカル。ケンカのシーンが、たまらない。あらくれ。