SoichiroNakatsuさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

SoichiroNakatsu

SoichiroNakatsu

映画(830)
ドラマ(0)
アニメ(0)

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

4.0

痛痛しくも凛としたジュリエット・ビノシュに、ひきこまれます。再生に向けて。

プール行きたい。

影武者(1980年製作の映画)

3.0

意外に喜劇。当初の武田信玄は勝新太郎、というのも頷ける。「乱」の完成度にはおよばない、かな。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

絶妙なやるせなさ。時折決まる飛び蹴りが妙に心地よい。韓国の傑作。

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.5

いちいち叙情的な映像美。

イレーヌ・ジャコブさんの美しさったらない。おっぱいも可愛い。街中で転ぶシーン、すばらしい。

裸足の季節(2015年製作の映画)

2.4

なにか腑に落ちない。少女達の悲惨は、わかるが、感情に流されるままでなく、もっと大きな視点がほしい、気がする。

座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

4.1

雪の中の殺陣 vs.近衛十四郎、かっこいいっす。かっこいいっす。

ハプニング(2008年製作の映画)

3.7

序盤からの不安感にひきこまれていきますが、一貫しているシュールさというか、何かずれている空気はさすがだなあ。そして優しい。

団地(2015年製作の映画)

3.5

まさかのサイエンスフィクション。

『顔』もそうでしたが、藤山直美の走る姿は、たまらなくいいですね。

薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.5

舞台、配役、衣装、完成された世界観。ゴシック。

春との旅(2009年製作の映画)

3.2

大滝秀治と仲代達矢のやりとりから、緊張します。小林薫、田中裕子、柄本明、美保純、香川照之、、、と、ものすごい演技の連続で。ただ、それゆえにやや過剰にすぎる気もします。

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)

1.5

西田敏行の笑顔は素敵ですね。池波志乃のあばずれも。悪魔は何だったのでしょう。

わらの犬(1971年製作の映画)

2.5

奥さんも、男たちも、よってたかって主人公をイライラさせ続け、最後に爆発するわけですが。蒼白のダスティン・ホフマンは素敵でした。

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

3.5

どうしようもない人がたくさんでてくるけど、相反するように美しいスローモーションの暗殺シーン。アメリカはビジネス。

座頭市鉄火旅(1967年製作の映画)

4.0

悪人は悪人らしく、善人は善人らしく、シンプルなドラマ。殺陣の完成度、勝新、すばらしい。

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.0

デートクラブで働く娘のチラシが電話ボックスに貼ってあってそれを東京に来た祖母が見つけるとか、あまりにありえなくて。でも、やはりキアロスタミ、冒頭のバーでの会話から、お決まりの車内からの風景、車内での会>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

コントだけども、せつなさをふくんでいて、そこはさすが監督、さすが二人。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.0

軽いホアキン・フェニックス、さすがの顔、ぽっこりお腹。

切腹(1962年製作の映画)

5.0

凄いものを見てしまった感。

冒頭、仲代達矢と三国連太郎のやりとりからヒリヒリしてしまう。

登場人物すべての姿勢、身のこなしが美しく正しい。画面のすみっこに立っている武士一人一人にまで隙がない、絵と
>>続きを読む

普通の人々(1980年製作の映画)

4.5

静かに確実に、崩壊していく家族。母がまず、崩壊していた。ただそれは、言われるように、誰の責任でもなく、結果そうなっただけ、というのがまた哀しい。誰かの責任にすれば楽ですが。重なる会話。カノン。

Love Letter(1995年製作の映画)

3.2

中山美穂の上目遣いとか、豊川悦司の関西弁とか、篠原勝之とか、気恥かしさ満載ですが、よくできているお話だと思います。

マッチポイント(2005年製作の映画)

3.0

主人公が特に強欲だとは思えないが、運良く成り上がり、血迷って愚かな殺人を犯すこととなり、運良く罪をまぬがれる。彼が背負ってしまったものを思えば、運が良いとも言えないが。ウディ・アレンの、皮肉な滑稽さ、>>続きを読む

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.7

評判の悪い邦題から、なんとなく観るのが躊躇われていたこの映画。おそるべきロシア、酒飲みすぎ、煙草吸いすぎ。壮大な自然とちょいちょい出てくる鯨が、私たちの小ささを思い知らせてくれて。

ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

3.5

アイスランドの仲の悪い老兄弟は、共に羊を愛していた。それだけと言えばそうだけど、ミニマルな奥深さ。

サクリファイス(1986年製作の映画)

5.0

なんて美しいのでしょうか。それだけでいいのでは。だめか。