横須賀アットさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

横須賀アット

横須賀アット

映画(108)
ドラマ(0)
アニメ(0)

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

『グランドブタペストホテル』は絵本の様な楽しさが一杯詰まってる。

ウェス・アンダーソンの作品はすべて大好きですが、特にこの作品が一番のお気に入り。
気分が滅入ってる時に定期的に見てるくらいに好きです
>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.7

我らが名誉悪党ケビンベーコンが、悪ガキ二人を追い詰める!『コップ・カー』
ヾ(@゜▽゜@)ノヒャッハー

子供たちが逃げ惑うサイコスリラー的作品と思いきや、最高のケビンベーコン祭りじゃないですか!
>>続きを読む

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

4.0

レッドタートル見てきました。
お客さんは私含めて6人!おおう……ジブリ。

率直な感想は……凄くバンドデシネしてる!
バンドデシネでバンドデシネだ!

おいおい、バンドデシネってなんだよ?と、思われま
>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

『伝えたいのに、伝わらない』『理解したいのに、理解できてない』人と人が互いに理解し会う事の難しさ……。

私がこの作品を知ったのはマガジンにて読み切りが掲載された時でした。
聴覚障害・いじめをテーマに
>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

『生きるために食べる 食べるために作る』

都会で生活してみたものの、なじめなかったいち子(橋本愛)は、故郷である東北の小さな集落・小森に戻ってくる。
近所にはスーパーもコンビニもないため、自ら作物を
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

使い捨てな小悪党集団。その名も
『スーサイドスクワッド』

まず、言いたいことが有ります。
この作品が発表に成った段階でヴィラン達の名前を知っていましたか?

ハーレクインは有るとしても、その他は殆ど
>>続きを読む

美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.5

ある時、美術会が騒然とする出来事が起こった。いくつもの美術館で同じ作品が何枚も存在していたのだ。そして、それを期に明るみになる贋作の数々。
その殆どがある男によって美術館に寄贈された作品であった。けれ
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

靴職人を目指す少年・タカオは、雨の日の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチをしている。
そこで出会った謎めいた年上の女性・ユキノと約束のないまま雨の日だけの逢瀬を重ね、心を通わせていくが、そんな二
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

新海誠という人物は日本に於ける自主製作アニメの文化を一段も二段も押し上げていった人物である。
圧倒的に美麗な映像に、切なく、苦しく、希望を持たせる世界観やストーリーをこれまで描いて来た。
初の短編作品
>>続きを読む

傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

4.0

傷物語Ⅱ 熱血編

前作の『鉄血編』に続き、キスショットの肢体を奪い返すバトル回を描く『熱血編』
そうです、バトル回です!
BGMも復活して面白さに磨きが掛かってきましたね!
ぶっ飛びまくったアクショ
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

シングストリート観終えた!
ヤバイなーー今年のベスト級の映画が来ちゃいましたよ!

青春×音楽=最高!

これ、見逃さなくて本当に良かった~( ;∀;)感動した!

映画観てて無意識に指でリズムを刻ん
>>続きを読む

魔法使いの嫁 星待つひと 前篇(2016年製作の映画)

2.8

本編の短さは上映時間を見れば明白。
ですが、あくまでファンサービス的面が大きく原作を未読の方を引き込めるかは難しいです。ですが、本編よりも、製作ドキュメンタリーの方がとても面白かったですね。
私は原作
>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.0

X-MENシリーズはヒーロー作品ではない。
居場所を求めるホームドラマである。

この作品には人間とミュータントの2つの人類が生きている世界である。
このミュータントとはユダヤ人を意味しています。
>>続きを読む

カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.5

事実は小説よりも奇なりという言葉があるが、まさにこのドキュメンタリーはどんな(フィクション)映画より面白い。
実際に被害者がいる現状でこの言葉を使うべきでは無いのだが、ドキュメンタリーという枠を越えて
>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.0

ドリー……君の事をもっと好きになってしまう。

その前に短編のお話を一言で。
ひな鳥の冒険は短編作品として素晴らしすぎませんかね?
リアルの中にデフォルメされたひな鳥が違和感無く存在し、台詞が無いのに
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

『ゴジラ』それは圧倒的、神の存在。

本編内容のバレが無い程度に語りたいなと思っております。

いや~面白かった。
庵野監督が描くゴジラという世界観は、まさにオタク庵野という存在が産み出した日本による
>>続きを読む

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.0

テレビドラマ「ブレイキングバッド」の主役であるブライアンクランストンが主演で出ると聞いただけで行く価値はありでしょう!

ストーリーは少々アメリカの歴史と政治をかじってないと分かりにくいですが、映画や
>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.3

「ヒトラーが現代に帰ってくる?」

B級感あるタイトルに興味を引かれ予告編を視聴。

「ムムム!面白そうだぞ」

と、思いながら本日観て参りました『帰ってきたヒトラー』なのですが……凄くおもしれえええ
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

4.5

暴力とセックスとお喋りなイカれたヒーローデッドプール。

そんなお前を待っていた!
これ、これなんだよデッドプールは!
口が縫われてて両腕から刀がでてる奴なんかしゃなくてさ。

ストーリーもデッドプー
>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

これまた完成度の高いディズニー作品が出てきましたね。
キツネのニック……カッコいい。

特にディズニーのシナリオはテンポ良く最短コースを進みながらも最高のパフォーマンスを見せるやり方を究極的に極めてま
>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.5

川越スカラ座にて見てきました!

あらすじとポスターに引かれ、これは純粋で切ない横恋慕な作品と思っていたら……何なんだこれは!

面白い!

・友人のパパを好きになった友達
・離婚間近の家族(父、母、
>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

5.0

現在、多くのアメコミ翻訳本が発売されていますが、『シビルウォー』は私にとってアメリカンコミックに大きく触れた始めてのタイトルでした。
そのシビルウォーを見に朝一で映画館な直行。


一言で申しますと、
>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.1

正義を貫くためにこの境界線(ボーダーライン)を越えることが出来るかい?

ボーダーラインと言うタイトルは邦題だったのですね!
とても本編に合ってる深いタイトルで私は好きです。

善と悪、メキシコとアメ
>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

人生をかけ違えてしまった人達のパズルのピースがどんどんはまって行く事で織り成す、切なくて歪んだ物語。

要所的に張り巡らされた付箋も見事で、多くを語らず・見せず、けれどしっかりと物語の本質を見せてくれ
>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.5

バットマンVSスーパーマンとても楽しめました。

バットマン好きな私としてはフランクミラーの名作ダークナイトリターンズのあのシーンが目の前で繰り広げられているだけで大満足である。(バットマンがゴツいア
>>続きを読む

ベルファスト71(2014年製作の映画)

4.0

カトリックとプロテスタントで二分する都市ベルファスト。
そこへ新兵としてやって来た主人公はパトロールの最中、暴動に巻き込まれ一人敵対派の中で取り残されてしまう。
そんな主人公を殺そうと追いかけてくる市
>>続きを読む

チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

2.5

連続して起こる子供たちをターゲットとする殺人をトムハーディー演じる主人公が犯人を追うミステリー…を期待していたのに、前半の一時間を権力争いに費やす謎の脚本に何時になったら本編が始まるのかと退屈ぎみに…>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.5

事故や窃盗、殺人など、報道ニュースに置いてスクープは速報性が何よりも重要視される。そんな特ダネを誰よりも早く手に入れなければならないフリーカメラマン。
アメリカならではなと言えばそうなのかもしれないが
>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

人類の知識と経験を生かして俺は火星でひとり生き残る!

オデッセイとても面白かった。
特にマットデイモンは以前に氷の惑星(インターステラー)に取り残された経験が有るからちょっとの事じゃめげません!
>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.2

サウルの息子を見終わって直ぐに書いています。

画面比率が1:1と、回りの背景を見せずに(見せないように?)主人公のサウルが画面の正面にいて、彼をカメラが追うように物語が進んで行く。
何よりも注目する
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

ワクワクしながら映画館で観ていた前作のジュラシックパーク3も2001年!なんと、14年ぶりの新作であるジュラシックワールド。
大人になった私も童心にかえったつもりで楽しませて頂きました。

今回はジュ
>>続きを読む

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.5

おみおくりの作法…なんて、いい映画だ…( ;∀;)
真面目で独り身の主人公。
身寄りの無い死者のために遺留品から親族を探し、誠実に丁寧に葬儀を行ってゆく公務員。
けれど、丁寧過ぎるゆえにコストがかか
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

主人公のニーマンにとって、音楽とは成り上がる為の武器でしかなかった。
誰かに認められるため、地位を築くため、その為の武器が彼にとっての音楽なのである。
有名になるには自分が尊敬する人の音楽を聴き、生き
>>続きを読む

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.5

化物語シリーズは映像・音楽・語りの3つの強すぎる個性が互いに主張仕合、絡み合う事で素晴らしい作品へと高めていると思っています。

今作の傷物語は三要素の1つである「語り」を一切排除する構成にていること
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

5.0

冷戦下のピリピリした空気感や緊迫感。
嘘と真実が入り乱れ誰を信じていいのかわからん!そんな中、難題の交渉に挑むドノヴァン…。
今だからこそ観るべき作品の一つです。
正直、味方のアメリカ政府よりも、敵で
>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.0

JJエイブラム監督が創る新たなるスターウォーズ伝説。

エピソード4,5,6のストーリーをベースにお馴染みの旧作キャスト達と新キャスト達が新たな物語を駆け出して行く。

フォースに目覚めるレイ、脱走兵
>>続きを読む

|<