ロンしたことないさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ロンしたことない

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ハウスシャーク(2017年製作の映画)

3.0

寝る前にあほ映画見たくてサムネで決定。

なんだよハウスシャークって。
ハウスシャーク研究するなよ。
ハウスシャークの研究ってなんだよ。
ハウスシャークの造形、文化祭かよ。
ジョン、危機感持てよ。
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

無茶して失敗して怪我して事故して
友達とカッコ悪いことして、衝突して。

大人になったら自然とできなくなる事を
当たり前にやってた10代。
青春は有限だとあの時教えてくれよな。

誰の中にもある記憶の
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blank13(2017年製作の映画)

4.0

リリーフランキー演じるダメ親父が死に、
その家族と知人が介する葬式ドラマ。

前半は兄弟目線で親父との回想を
しんみりと。一転、癖ある知人からの
親父像を芸人ばりのボケ倒しで聞く後半。
一貫して家族ド
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.1

21分で痛烈なパンチ。
黒人、白人の溝を正面から描く。

そんなことって、となるラスト。
「黒」だから撃たれたのかな。

決して他人事じゃないテーマ性でした。

二つの光(2017年製作の映画)

4.0

2人のように澄んだ映像で送る、
視覚障害者同士のラブストーリー。
作品自体が光となってる。

技術の進歩は、誰かの光のためで
あって欲しいね。

ある男(2022年製作の映画)

4.4

環境、家族、戸籍。纏わりつくレッテル。
別の誰かを生きることでそれらから
逃れようとした男らの交錯する人生を
描いたヒューマンミステリー。

柄本明演じる小見浦が言ってた
「なぜ私が私だと証明できる(
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市子(2023年製作の映画)

4.4

社会的に「いない子」、
市子という人間を巡る人間ドラマ。
想像のつかない展開へ着地する。

市子になりたかった市子。
市子を捨ててでも何者かに
なりたかった市子。

この映画に根から悪人はいない。
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.3

絶妙な温度感の中で、
ゆるやかに死と生を見つめる作品。

消えきらない喪失感や後悔もある。
それらに苛まれないように、

ご飯を食べて、
人と話して、
たまには過去と向き合って。

「人が生きる」とい
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

ジャズに魂奪われた3人の
泥臭くも熱いサクセスストーリー。

音楽の持つ力強さと、3人の情熱が
重なり合った音に感極まって涙。

玉田の苦悩や劣等感、
度重なる雪祈への試練
それら全部を宮本大の生き様
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工場の出口(1895年製作の映画)

3.0

大学の映画の授業で見た、
汽車の無声映画思い出した。

映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

4.7

魔界大冒険とのび太の恐竜2006と
並ぶくらいだいすき作品。

『のび太の恐竜』すきな人は
爆泣きの確定演出。
恐竜との別れ方にのび太の成長を
感じられてエモい。泣いちゃう。

ミスチルのBirthd
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スマイル(2017年製作の映画)

3.5

夜眠る前、朝起きた時の漠然とした不安。
それらを杞憂だと笑い飛ばそう、と。

エンドロールのスマァァイルゥ〜〜の曲が
いちばん不安になるよ。

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.0

人の尊厳や個性を扱った
現代的で大人向けなドラえもん作品。
エンディングまで続く感動の演出に
涙不可避の作品。

ありのままの自分を愛しなね、って
ストレートに伝えてくれる。

新作映画館で見に行よう
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.4

拗らせというか、ひねくれというか
共感性羞恥というか。
ここまでだと共感が難しかった。

これがリアルな拗らせ人の
末路かと思うと結構こわい。

絶対感想ちがうけど
素直に生きよ〜と思たです。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

タイトル通り、
まじで不死身の爺さん無双劇。
それ以上でもそれ以下でも無いけど
想像以上の無双に笑うしかない。

モブが凄い勢いでぶった斬られ、
木っ端微塵になるのも清々しい。

ここまで振り切られる
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.9

最低で最悪なデッドプールの復讐劇。

MARVELあかちゃんなので
関連とかはさっぱりわからんけど、
アクションの格好良さと無責任なユーモア
のバランスのとれた楽しい作品。

2も見てみます。

ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

4.5

怒りんぼでお茶目なロッタちゃんの
あったかホームドラマ。

かわいい発想と運のつよさで
みんなをハッピいにするロッタちゃん。
時折みせる等身大の5歳の姿も愛らしい。

劇場見渡すと昔一緒に見たのかなっ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

女性の男性嫌悪と男性社会を皮肉的に
サイコホラーに落とし込んだような作品。

日常的な恐怖と意味深なシーンが
交互にジットリと進む。
終盤はジットリどころかヌメヌメしてる。

ほんと男って、と
女って
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.9

超正統派エクソシスト映画。

対話してくれて、鎮静剤が効くタイプの
悪魔さんにジワジワくる。
あと顎関節症重症すぎる可哀想に。

悪魔映画のお約束を真面目に
やってくれるので楽しい作品です。

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.5

グロに全振りしたストーリーが
少しチープな印象。

途中で犯人読めちゃうけど
最後のシーンは良かった。

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.9

SAWシリーズ、久しぶりの続編とのこと。
今作から入っても全然面白かった。

最後、デモゴルゴンやないかい。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.5

未完の映画『別れのまなざし』を巡り、
人生 と 記憶 とフリオ と対峙。
ミゲルの半生を共に追想した3時間。

人の過ぎゆく人生。
気づけば大切なものを失い続ける。
居場所 やりがい 愛する人 そし
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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

4.3

ちいさい時大すきだったシリーズの1作。

ストップアニメーション特有の
命の宿ったキャラクター造形が愛らしい。
今見ると作品の完成度の高さに感心感心。

デカウサギ相変わらず怖い。

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.9

超風刺を超SFで。

わかりやすい弱者社会を
現実世界とアニメーションを融合した
不可思議な近未来社会で展開する。
まさしくブラックユーモアな作品。

2030年てあと6年だびっくり。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.2

エクソシスト VS 悪魔 VS 天使
の分かりやすいガチバトルかと舐めてたら
ジャンプスケア頻発でビビり散らかした。

ダークファンタジーな世界観を
違和感なく構築する舞台セットや映像への
一貫した作
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

物理的にも走って走って、
人生も追い風に乗って駆け抜けた
フォレストガンプの半生。

その半生の中で、
人が幾度となくすれ違うチャンスを
彼は素直と努力でモノにする。

人も運命もチャンスも一期一会。
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

シュワッテェアッと3分間くらいしか
知識のないウルトマラン。
のシンシリーズの作品。

古き良きな粗めの映像に、
日曜日の朝を思い出した。

デカ長澤まさみが良い。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

久しぶりに🦖🦕
いくつになってもわくわくする。
色褪せない名作〜〜。

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.8

女って怖い が過ぎる、
人間のエゴむき出しのドラマ。

作中、無駄なBGMはなくとも
フローレンス・ピューの
堂々たる異様な存在感によって
変な緊張感が流れ続ける。

ラストカットの間合いから、
エン
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アルベルトの手紙(2021年製作の映画)

3.9

『あの夏のルカ』
アルベルト視点のスピンオフ作品。

マッシモさん、
体もデカければ器もデカい。
とってもあったか作品。

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.9

ルカとアルベルトの友情は眩しく、
異種族への理解は心がぽかぽかする
ピクサーらしいひと夏の冒険譚。

日常へのキラメキを忘れた社会人に
染みる。私です。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

女性という性につきまとう
結婚、出産、子育て、中絶、情緒不安定な
感情を現実的なトーンで描く。

フランシスの聡明な無邪気さに
チクリとしながらも、子供の存在に
救われる3人や大人が微笑ましい。

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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.1

怪物も掟も禁断の森も何もかもが虚構。
虚に恐れることが虚を存在させる。
「形のない恐怖」を描いたスリラー作品。

思いもよらない結末に着地する、
シャマラン監督らしい1作でした。

アイヴィーの勇気と
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.8

あるメイドと名家の跡取り息子との
秘密の恋の輪郭をなぞるように辿っていく。

ジェーンの複数の時代が、同じ時を
流れているかのような文学的な構成を
絵画のように美しく耽美な映像で見せる。

しっとりと
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.4

家庭内監禁、外界との遮断。
それによって育った無垢な大人こども。
すごく気持ちが悪くてすごく怖い。

彼の作品は本当に「欲」の表層化。
エロを目的としないド直球な性的表現が
ただただグロテスク。

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