61年ぶりの中国🇨🇳の人口減のニュースを目にして、2022年12月辺りに見たこの映画のレビューをまとめる。
看護師として働くアン・ランは疎遠だった両親が交通事故で亡くなり、突如見知らぬ6歳の弟ズーハ>>続きを読む
2022年東京国際映画祭で上映された『R.M.N』のクリスティアン・ムンジウ監督が2007年にカンヌ国際映画祭で、パルム・ドールを受賞した作品。
1987年、女子大生オティリアは、ルームメイトのガビ>>続きを読む
ロサンゼルスの様々な人種と階層の人々が織りなす偏見と差別が繰り広げる人間模様が交通事故を起点に描かれる。
オムニバスっぽい感じなのが、登場人物の関係が徐々にシンクロしていくのが絶妙だった。
一見理性>>続きを読む
予告編とタイトル見て、この女性アナウンサーがシリアルキラーに狙われるのかと思ったけど、思ったより、親と子の関係性や女性としてのキャリアの葛藤を含んでいる様な作品だった。
展開がトントン拍子に進むから飽>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
夫を亡くしたシングルマザーのジャンヌは16歳の息子と暮らす。
起床、朝食を作る、着替える、掃除、買い物、赤ちゃんを預かる、身体を売ってお金を稼ぐ、夕食を作る、息子が帰宅、息子と食事、息子と散歩、就寝と>>続きを読む
『ニューオーダー』のミシェル・フランコ監督作品。だいぶ前に鑑賞。
終末期の患者のケアが淡々と長回しでリアリティのある話が進む感じで、ラストの衝撃がフィクションの世界に引き戻された。
この作品も『ジャ>>続きを読む
禁じ手の1.2倍速で鑑賞。戦争が終結した一年後の2025年のウクライナの近未来が舞台。
元兵士セルヒーは戦争で家族を亡くし、PTSDに苦しんでいた。さらに、製鉄所で一緒に働く戦友の友人も自殺してしまっ>>続きを読む
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青春映画とは思えないほど、バカで下品で罵り合いに溢れているくだらない話をストーリーとして成立させている。
感動とか、共感が一切ないから、コイツらバカだなーしか感じないよな(笑)
このジェシーを演じ>>続きを読む
『C.R.A.Z.Y』の劇中で、ザ・ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」が使われていて気に入ったので、そのスタジオ制作過程のドキュメンタリーをゴダール監督が撮ったということで気になり鑑賞。
ス>>続きを読む
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1931年、不況下のベルリン、ナチスが台頭してくる不穏な時代。作家を目指すファビアンは、女優を目指すコルネリアとの恋や親友の文学博士ラブーデの堕落の中で、ファビアンは人生の選択を迫られるけど、時代の>>続きを読む
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おそらく初めてであろうカナダ🇨🇦映画。
1960年代ケベック州を舞台に、保守的な家庭で育った5人兄弟のクリスマスの日に生まれた四男ザックの物語。
長男の活字中毒のクリスチャン、次男の問題児レイ>>続きを読む
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1960年代、中絶が違法とされていたフランス🇫🇷で、望まない妊娠してしまった大学生アンヌが1人孤独を抱えながらも、学位を取り、教室になる夢のためにたたかう姿を描いている。
緊張感と精神的肉体的な>>続きを読む
中東特派員須賀川拓氏の紛争地の取材を追ったドキュメンタリー映画。
須賀川拓氏と
TBSドキュメンタリー映画祭の内容とYouTube動画の加筆と修正を加えた内容。
なので既に拝見している方には、物>>続きを読む
4時間の長丁場。途中休憩あり。
ソ連末期の国立音楽大学院享受のランズベルギスが政治組織サユディスを率いて、リトアニア🇱🇹が独立をしている過程を描いている。
なので、ソ連末期の独立運動とランズベル>>続きを読む
ナチス政権下の住民だったドイツ人高齢者へのホロコーストに対するインタビュー動画。
後悔や懺悔に苛まれる人、知らなかったという人、むしろ正当化する人など多様な人達へのインタビューだった。
国内>>続きを読む
映画の日鑑賞。
「血のつながり」をもとに、四角関係の愛憎劇やセネガル🇸🇳というアフリカの土着的な黒魔術やスピリチュアル的な嗅覚の能力をもとにしたタイムリープの系譜のファンタジーっぽさがあった。
2週間前くらいに、『ファイブ・デビルス』と迷って観たのがこの作品。
ワンショットのリアルタイムを映し出すこととエンディングの洒落た感じはあったけど、ストーリーは既視感あるし、何しろほとんどが車内の>>続きを読む
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育てられない親の代わりに一時的に家庭内で子どもを預かって養育する里親制度。
実の親が親権者であり、里親には法的な親子関係はない。
ストーリーは里親側目線(特にアンナ)で描かれている。
実親目>>続きを読む
1ヶ月以上前に観た映画だけど、放置してしまった。
2013年、ユーロマイダン革命前のウクライナ🇺🇦首都キーウで、15歳の体操選手オルガは、ヤヌコーヴィチ大統領の汚職を追求していたジャーナリストで>>続きを読む
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お家でシネマートというオンライン配信でも観れるけど、劇場で見て正解だった。
ある日、女子高生のギョンミンが行方不明になる。彼女は橋から投身自殺をしたようだった。
最後の夜に、ヨンヒと出会ったこ>>続きを読む
360円のり弁で美味しいと満足し、ロイヤルホストやドミノピザをご馳走と考える自分には、この映画内の料理は美しいけど、美味しそうと感じなかった。
金持ちの考えることは分からない。だから自分は貧乏なん>>続きを読む
期待しすぎたかもしれぬ。
ミステリーというか、ラブストーリー兼ヒューマンドラマ。
「ザリガニの鳴くところ」とは湿地帯を指す。
父親の暴力、翻弄される恋、周囲からの偏見からのカイアの逃げ場所とし>>続きを読む
11歳の控えめで優しき少年アルフレッドは、粗雑で型破りな妖精シーシャと出会う。
性格正反対な2人が野鳥の不審死から、原因が化学肥料工場にあると突き止めていくストーリー。
おとぎ話上の精霊的な美>>続きを読む
フィンランド版世にも奇妙な物語
鉱山開発による製材事業の閉鎖に伴い、失業したぺぺは、様々な不幸に遭いながらも、ぼけっとした淡々とした人生が続いていく。
親友が自殺した炎上しながら走ってくる車は>>続きを読む
デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン・クローネンバーグ監督の2作品目。
他人の脳と身体を乗っ取り、
ポゼッサー=所有者
として暗殺を実行する。
タシャはベテランポゼッ>>続きを読む
フランス人青年ジルはナチス親衛隊に捕えられ、殺される寸前ところで、ユダヤ人捕虜と無理矢理食料と交換させられたペルシア語の本を見せて、自分はペルシア人だと偽る。
収容所に輸送され、コッホ大尉と面会>>続きを読む
恥ずかしながら、初のペドロ・アルモドバル作品鑑賞。
シングルマザー2人の赤ん坊の取り違えから始まる数奇な出来事を描く。
ここまで予告編見た通りに、ストーリーが展開されるのも珍しいと感じた。>>続きを読む
1人会話劇が行われる自宅がスタジオセットで行われて、メイキング映像なんじゃないかくらいの裏側から映し出される不思議な感覚と、ハリボテみたいな2人の関係性を意味しているのかなと思った。
ラストの>>続きを読む
嘘でしょー!!
ビックリするくらいハマらなかった。
君の名は>天気の子>すずめの戸締り
という面白さの印象になってしまった。
嘘でしょー!!
ジブリ感がすごい。
嘘でしょー!!
>>続きを読む
1995年、同性愛が違法でなくなった2年後のアイルランドの保守的な田舎町が舞台。
男性に恋するエディと女性を愛するアンバーが、周囲にセクシャリティーを悟られないように高校卒業まで、仮面カップルをす>>続きを読む
予告編のショーン・コネリーが、胸毛がボーボーの赤ふんどし一丁の姿や、顔面石像が「ザルドス〜❗️」と雄叫びしているところを見ると、B級SF映画のヘンテコ感が満載だった。
まさか、コレを劇場で見るとは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
42歳バツイチで1人息子がいるマッツ・ミケルセン演じるルーカスは、幼稚園で働いていた。ある日、園児で、親友テオの娘クララの作り話によって、性的虐待の疑いをかけられる。
恋人ナディアや親友テオからも>>続きを読む
コロンビアのメデジンで,公衆衛生に尽力した医師エクトル・アバデ・ゴメスを息子の視点で描く。
ストーリーは息子が語る医師との家族話に重きがある。
うーん🧐コロンビアの近現代史の知識予習をしたからと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フィリップ・グランベールの自伝的小説を映画化した作品。
パリに住むユダヤ人一家。病弱な少年フランソワは家の屋根裏でぬいぐるみを見つける。その日から自分の兄がいるのではかと幻覚を見始める。
そのこ>>続きを読む
冬の朝、18歳の少女モナが片田舎の畑で凍死した遺体で発見される。
彼女はヒッチハイカーをして、日雇いで生計を立て、野宿しながら生活をしていた。
警察官が彼女と出会った人々の証言から亡くなるまでの>>続きを読む