ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ヤムチャン

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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.0

見事なまでの筋肉美×300体がただただ死んでいく、忘れるな!という言葉と共に。歴史スペクタクルなのにCG劇画チックで画力のみ頼りで物語力が低いのが残念。

ダブル/フェイス(2017年製作の映画)

2.1

代理母の母性問題をミステリアスなストーリーに落とし込んであるのは良いんだけど、人間心理のドラマではなく後半は表面的に取るか取られるかを女の嫉妬バトル展開が安易に感じた。
ご主人は蚊帳の外のニコラスケイ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.9

みんな自分の主張が強すぎて一見クレイジーな部分が突出しているからこそ、いい意味で本音のぶつかり合いにフォーカスされててポジティブに観れる。
共感するところはないけど、なんとなく観終わったら前向きになれ
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.1

終始閉塞感が漂いまとわりつくカントリー映画。ヒルビリー(田舎者)のバックグラウンドが分かった上で、物語に入らないと人間関係の理解ができなかった。
多くを語らず淡々と撮られているので妙に力強さを感じてし
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.3

関東の勢力図を上手くディフォルメされてて、ローカルディスりよりもローカル愛をどう表現するかの視点で追いかけていたし、いつのまにやら見入ってしまった。
ストーリーはしょうもないし、俳優陣の演技にも興味は
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

1.9

続編なのか利根川が愛嬌が溢れ、いい人に成り下がっていてくりびつ。
今回はただのいかさまパチンコ攻略に終始しているのでもう少し心理戦の展開が欲しかったかな。悪くはないんだけれども。

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

2.1

駆け引きするのに心の声が出てくるだけでこんなにも観てて疲れるんだなと思った。
演者の演出もクセが強いし、わかりやすい。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.2

ひと昔前の邦画ヤクザノワールと汚職刑事のノンフィクションを混ぜて最近の俳優で作りましたって感じ。
のし上がりのスピード感は良かったけど、後半の堕ち方はだるい。観終わった後の胸糞悪さはなんなんだろうか。

トゥームレイダー2(2003年製作の映画)

2.0

ヤンデボン監督っぽい演出。
アンジーはアンジーを貫くトゥームレイダー。それ以外は何もない。

トゥームレイダー(2001年製作の映画)

2.0

アンジーのカッコ良さを愛でる映画。ただそれだけ。

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチーがディズニーを手掛けるとこんなにもスタイリッシュになるかという程にミュージカルシーンのカッコ良さ、テンポの良さ。
ジーニーを実写化する難しさをウィル・スミスは上手く演じていたのも意外にも
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.6

やっぱりキムタク。
だけど、長澤まさみがそれ以上に長澤まさみ然していた。
ホテルが舞台のコミカルサスペンス。原作感がだいぶ薄く感じるエンタメ。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.1

どっちもどっちな胸糞サスペンス。
無事に脱出出来るかじゃなくて、まず強盗に入るなだろ、理由はどうあれ。
正当防衛の家主、盲目爺はストイックだなぁ。。お互い命を狙われてるから。
まぁ、視覚頼りの密室劇で
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ミスト(2007年製作の映画)

3.2

結末が胸糞悪い映画。
ただの霧に包まれてどうこうなるわけではなく、未知の生命体が飛来してくるあたりSFチックに映像展開されていくのに対して、極限状態での人間の集団心理がどうなっていくかをつぶさに観察で
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明日の記憶(2005年製作の映画)

2.8

若年性アルツハイマーの日常、バリバリ仕事をしている最中、徐々に記憶障害に蝕まれていく観てて辛い系。人生におけるフェードアウトをするタイミングを非常に考えさせてくれる、罹る側も看取る側も辛い。
献身的に
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ハイジ(2005年製作の映画)

1.8

正月休みのど深夜にのんびりと。
天真爛漫なハイジとその取り巻き。
ペーターは素直じゃないなぁ。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

2.8

子どもとの距離感、過去の事件と田舎での出来事として上手く映像化出来て上手くまとまっている。
東野圭吾らしい複雑に絡んだ秘密を紐解いていくスマートさに感服。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

2.3

終始暗い影が落ちる。
観終わった後もスッキリしないし、変化できない人の背負い続ける十字架。死別と肉親の関係性とひとつの責任。わざわざ観る必要はなかったが、これもある種のリアリティを追求した作品なのだろ
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.8

なかなか観る動機づけがなくスルーしていたけど、この騙し合いは単に頭の良し悪しだけでなく、様々な人間の思惑も相まって予期せぬ方向へ二転三転するあたりが、実話感というかリアルを意識させられる。
各役者の個
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.1

午後ロードより、このシチュエーションは怖い。看病という名の監禁で普通のおばさんが突然キレるし、強烈なファンストーカーは狂気の沙汰。じわるので最後の最後まで余韻を落とす。

クルーエル・インテンションズ3(2004年製作の映画)

2.2

さらに続けての鑑賞。
より駆け引き度合いがドイヒーになっている。ちょっとこの復讐劇には笑える要素が少ない。コンプラぎりぎりを攻めてて、今のご時世アウト!

クルーエル・インテンションズ2(2000年製作の映画)

2.0

続けて鑑賞。
前作をよりパーソナルにキャストを変えて撮られた感じ。内容に関しては前作と似通っていて、盛り上がらない。

クルーエル・インテンションズ(1999年製作の映画)

2.4

数年ぶりの再鑑賞。
90年代の映画の匂いがプンプンしてくるエロティクドラマ。心理戦の応酬とサラミッシェルゲラーの鼻にかかった喋り方が妙に色っぽい。

ファミリービジネス(1989年製作の映画)

3.0

誰かのために生きるということは誰のためにもなり得ない。自分のやりたいようにやった先にこそ湧き上がる魅力的な要素が浮かび上がるということを親子三代で描くハードボイルド映画。ショーン・コネリーが激シブ。素>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

距離軸、時間軸共に壮大な自分探し。
貧しいインドの辺境から行方をくらました少年が奇跡的に生まれ故郷に戻り、産みの母親に再会する迄の実話ベースのシリアスもの。終始静かで丹念に進みエンドロールのスライド挿
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紙の月(2014年製作の映画)

3.4

お金のこと、嘘のこと、増幅する欲望、紙の月とはよく例えられたタイトル。追いかけても追いかけても逃げていく月のように。
圧倒的な虚無感に苛まれる怖さが原作の小説にはあったが、映画も時間の制約の中で主人公
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ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972年製作の映画)

2.0

このくだらなさ、ユーモアの塊り。
古くてゆるい映像だから許されるヌケ感。
うとうとしながら眺めておりました。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.9

キューブリックのシャイニングとは別物なのかな。前作のホラーを引き継いでいるかというと超能力バトルもの。「シャイニング」へのアプローチが異なる。
ユアンをキャスティングしたことでトレインスポッティングオ
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カサノバ(2005年製作の映画)

3.5

女たらしは人たらし。愛すべき人をどう振り向かせるかあの手この手、嘘や誤解が何層にも絡まりながらもそのしがらみから逃げ出すハートウォーミングでポジティブに丸く収まるハルストレムドラマ。意外にも面白く観れ>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.2

音に絞り込んだアイデアホラー作品。少々わかりづらさはあったが、「音を立ててはいけない」だけでこれだけ緊張感を演出できるのはなかなかのもの。始まり方も終わり方もない、途中経過を切り取ったかたちもなんだか>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

2.0

あるカップルの日常を彼氏がホームカメラで収めるPOV手法でストーリーが展開していくモキュメンタリー。
カメラ越しに超常現象が起こり…。
悪くはないけど退屈な映画。リアリティを追求するとエンタメ感は薄れ
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スノーホワイト 氷の王国(2016年製作の映画)

1.8

氷の女王フレイヤは不幸過ぎる。本当の悪ではなく愛したくて愛されたいのに、ラヴェンナの嫉妬でただ歪められただけであった。この氷の世界は、みんな愛に飢えていたのか⁉︎

スノーホワイト(2012年製作の映画)

1.7

サンクチュアリ(聖域)が洋画版もののけ姫の森。シシ神まで丸かぶり。これはいかーん!ファンタジーは嫌いではないが、急に内容が入ってこない、残念。
スノーホワイトもジャンヌダルクっぽくなるし。
それぞれの
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.2

ラブコメはやはり下品さと愛おしさがうまく同居しているくらいが丁度いい。
アダムサンドラーの鋼のメンタルとドリューバリモアの苦悩の表情の演技がキュートな作品。
記憶が一日しかもたないというシチュエーショ
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

2.8

日本版のラブコメの限界。
照れ隠しのおふざけ感が洋画のラブコメとは決定的に違う。
福田組のメンバーの安定のふざけ感は予想通りおかしみをくれる。太賀の役どころがいいね。深みよりあっさりめ。