ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ヤムチャン

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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

1.8

アミティー島にまたしても人喰い鮫現る。前作ほどの人間VSサメ感は薄い。どちらかというと沖合いでのバカンスがパニックになるというイージーストーリー。
顔面に傷を負ったジョーズは知能的な動きが気になり、よ
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.0

FBIによる証人保護プログラムを受けた元マフィア一家を追うクライムコメディ。
このファミリーはキレやすい、しかも報復が残酷なのに、自分たちが狙われた時のジョバンニ以外の焦りようときたら。
リュックベッ
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はちどり(2018年製作の映画)

3.8

思春期の人格形成への葛藤を感情ベースでTeenの女の子に演じさせたという一点に於いて素晴らしい。
お隣韓国での1994年の出来事にのっとっているので時代背景的な補足は多少必要ではあるが、学生時代の起こ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.3

とあるビーチでの人喰い鮫退治のパニックムービー。
船上での鮫との壮絶な死闘にはシンプルにしびれる。結局オルカ号も沈没。
もう、ジョン・ウィリアムズの迫りくる恐怖音楽が随所で素晴らしく、煽りの演出により
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.3

継続案件。
始まりからワクワクするシーンのプレイバック。チャラい西部劇だったけど、そこはタイムマシンでの登場なので我慢して。
咄嗟の偽名クリント・イーストウッドの名前がひどい扱いされてたけど、オマージ
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

3.1

短編動画の勢いが止まらない。
目が覚めたらコンクリート壁のヘリに…アイデアシチュエーションスリラー。上にも下にも行き場のない中、何を選択すればいいのか?何故、ここにいるのか?奈落の先は?どうすれば助か
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

2.0

人間(軍隊)VS怪獣かと思いきやそんな事はなくGODZILLAとそれに寄生してた怪獣対決。それを勝手に研究対象としてた人間が右往左往してしまうという。
お互いがなかなか邂逅せずに話は進み、終盤のムトー
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.0

シリーズ通し観、継続案件。
今度は未来へ。修正の修正が、もうちょっとわからなくなる。あれがこうなって未来の自分に出くわしたらタイムパラドックスに陥って…なくて。辻褄が合わない恐ろしさ、それをエンタメで
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

2.0

この頃のブルースウィリス、バイキングの西村にしか見えない。
体型こそ違えど、珍妙なコントにならないかハラハラする。FBIなのにFBIからも追われるし、なかなか信じてもらえないもどかしさ。やる事が大概謀
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悪い女(1998年製作の映画)

3.9

日本のタイトル「悪い女」はモチーフの娼婦に対して誤解を招く。娼婦である女に群がる者達が自分の欲望を満たすこと、価値観の正当性を押し通そうとすることへの無謀さが見える。
23歳のジナが純粋であればあるほ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.8

再三観ている作品、久しぶりに金ローで。時間が空いても何度観ても面白い。
タイムトラベルものだけど、今観ても普遍的な作品なので誰が観ても楽しめる。ツッコミ処が多々あるものの完成度がものすごく高いと思う。
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.8

ヴァージンスーサイズに似ている、ソフィアコッポラらしい演出とアレンジ。
女性だけの閉じられた世界を作り、その中にひとりの男を投入すると…情欲が嫉妬が信頼が揺らぐ様を外側から眺め見ることが出来る。
白い
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よこがお(2019年製作の映画)

3.9

タイトルのよこがおは片方から見た顔ってわけですか。それが二面性はたまた多面的な部分を匂わすわけですか。
善良な市民であった主演の筒井真理子の脆くも人格崩壊していく様を時間軸をズラしながら演技でみせてい
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犯す女〜愚者の群れ〜(2019年製作の映画)

3.2

夫と愛人の浮気現場に逆上して殺した指名手配犯とそれを誤ってはねた殺人未遂男の奇妙な同棲生活。はじめから破綻しているんだけど、同僚のクズ野郎がしょーもないたかりで二人の愛を正当化させようとしてくる。それ>>続きを読む

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.8

男子禁制の女の園に男性が迷い込んだら勘違いハーレムに。天真爛漫な幼女児から異性に興味津々なお年頃、純潔処女にお堅い熟女な学園長まで幅の広い年齢に加え、黒人のお手伝いさんまで人種さえも、人たらし故にみん>>続きを読む

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

2.0

嘘をつかないピュアな実写版オオカミ少年。モーグリ以外のCGの動物たちの躍動感は流石に凄いと感じた。
そのほとんどの動物たちとスムーズなコミュニケーションが取れる世界はピースフルである。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.5

80年代にメディアに対する警笛が前衛的。刺激を求める先はさらなる刺激の構造はドラッグにハマる精神構造に近い。夢か現か境界線がなくなり、目の前の世界が曖昧模糊としていく様。洗脳のはしり。
道具は近現代的
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ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

3.8

アメリカンテイストをシリアスに鑑賞。
法のもとの平等が揺らぐ時を圧倒的な被害者と守護者である刑事の視点で描く。自分にとっての正義を貫く時は誰でもない自分にならなければならないのか。
加害者であるチンピ
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.2

トラウトマン大佐救出作戦。
敵の本陣へガイドと単身乗り込み、生きて帰ってこれること自体がめちゃくちゃなミッション。それが俺の戦争なんかい。大佐も坊主もランボーもみんな銃弾にやられるが致命傷は受けないご
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.1

ランボーは云う、「最高の武器は肉体」だと。パソコンやらスマホやら、どんなに科学が発展したとしても、あの人なら身一つでなんとかしてくれる。
無口で優しい漢を怒らせると怖いんだ。
当時の火薬量はエグい。

ランボー(1982年製作の映画)

3.4

ベトナム戦争の帰還兵ということで、町の保安官に絡まれた後の諍いが泥沼化していく様子、山でのゲリラ戦、追跡と孤独、そしてサバイバル、まさに戦争をランボーという人間にディフォルメされた物語として観ることが>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

2.8

かなりシリアス寄りな作品。
朴訥なスカヨハの演技が華を添える。フェルメール役のコリン・ファースも色気があった。全体的に光の加減、カメラ位置が絵画をイメージさせてくる。

キングダム(2019年製作の映画)

2.1

一度DVDで観ようとして途中で断念した大作。たまたま地上波で続きが鑑賞出来た。
近頃の漫画原作を地で実写化したもので特に何の感慨もない。後半の尻すぼみ感が端ない。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

コロナ禍のタイミングでなければ多分観ることはなかったであろう作品。
感染パンデミックのリアルがこんなにもリンクするとは思わなかった。地味な作品ではあるが、いろんな意味で強烈な印象が残る。

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

2.7

9.11の唯一テロ未遂に終わった93便にフォーカスした話をドキュメンタリーチックに鑑賞。
同時多発テロのリアリティを追求すると、混乱した管制塔や航空関係者に軸足を置きつつ、ハイジャックされた機内の状況
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

2.1

学園ものラブロマンス作品ではなく、学園漫画を忠実に実写に置き換えたと思って観るとなかなかに素晴らしい。
先生と女生徒の恋心より、コマ割りの画にこだわりを観る。
大人の責任の取り方という安易な逃げ方はと
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デビッド・クローネンバーグのシーバース(1975年製作の映画)

3.6

ポルノをホラーに昇華した意欲作。見方によってはインパクト絶大なシュールパンデミック。感染は昨今のコロナのように見えないウイルスではなく、ナマコみたいな寄生虫。
舞台のリゾートマンションはサービス充実で
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

2.8

90年代、近未来SF、シュワちゃん主演で時代感は否めないが、なかなかストーリーに振り回されるあたりは面白い。記憶を無くした主人公はリコール社でさらにヘンテコな夢世界へと迷い込んでいく。このシュワちゃん>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

2.7

綾瀬はるかがハマり役。いつも空想女優を演じるのが上手い。
制約がある中、そういう歳の重ねかたもありなんですね。物語の結末が纏まらないので、そのまま年月を過ごした先に見えるものをロマンスという甘い言葉に
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.1

小太りの黒人で笑顔がキュートなおばさんを終始ニヤニヤしながら観れる作品。
シリアス感薄めで典型的な90年代のコメディ作品であると思う。

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.0

ディズニー映画のヒロインの中ではメジャー感は薄いが、ラプンツェルの初々しい感情の起伏に、控えめな魔法と王道のストーリーで好感がもてる。

自粛生活が続く中、外の世界へ出ることで、傷つくこともあるけど、
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.9

ヒトの瓦礫の山が築き上がるなか、デズモンドは懸命に負傷兵を助けまくる。
人を殺さないで戦争に参加するという信念で入隊し、衛生兵として前線に向かう。撤退後の苦境の中、一人でも多くの負傷兵を救おうとする一
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グラディエーター(2000年製作の映画)

2.7

地上波再鑑賞。コモドゥスを演じたホアキンのねじれたいやらしさが、ラッセルクロウをより引き立てる陰として大いに機能している。闘技場での戦闘シーンは流石リドリースコットの迫力演出。
何度挫折しても必ず大衆
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

2.9

アニメの良さはノスタルジーな感じを絵の中に収めることが出来るという点に尽きる。喪失感は実写よりもアニメーションの描き方と好みにより感じ方が変わる。
ジブリや新海作品から、多少なりとも影響を受けてしまっ
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.3

プロファイリングによるレクターとグレアムの心理戦。
クラリスに出会う前日譚のためよりハンニバルよりショッキング性を無くした分、知的な推理で事件を追う、よりレクターの人心掌握術にフォーカスがむけられる。
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