いろはさんの映画レビュー・感想・評価

いろは

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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.2

ピュアです。考えるより先に心が動き続けました。個人的に心のデトックス映画としてはいちばんかも!アニメの力で始めから終わりまで涙がずっと流れ続けました。出来事として起こっていることや人物の境遇はシリアス>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.8

結末や登場人物の中には確かに異常性があったものの、そうなるまでの道筋の描き方に誰だってそうなりそうな自然さがあることに感動した。吐き気と頭痛がしましたね。気持ちが安定してるときに観れてよかったです、、>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.1

渡辺謙さんの存在感にやられました。虚無や夢の段階など、SFとしてワクワクする設定や展開が散りばめられていて作品が面白い。エレベーターの爆破のくだりよく思いつきましたね、、、。途中までどうするうもりなの>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

なんにもない男の人生。人道から踏み外してしまうのかと思いきや、の展開だった。本当はなにがしたかったんだろう?となるけどそんなものなくたってただのタクシードライバーいいんだろうな、この映画なら!男の子に>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.6

母娘のケンカシーンからの現在の母のカットへの編集がよかったです。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.6

アカデミー賞受賞作品の流れが変わった1作×フランシス・マクドーマンド出演ということで勧められて見ました。

とてもシンプル。DVDの予告編から先に見たのでミステリーやアクションとして緊迫感を演出するの
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堀切さん、風邪をひく(2011年製作の映画)

4.0

この絵ヅラがもう、、、!途中カメラの前を走り去る人のタイミングが効果的。展開が読めてくるのだけど演技が自然で最後まで気になって見てられる。じりじりする。こういう感じの時ある〜って思わせる。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.8

正直1回みただけでは何もわかりません。
だけど感想で述べるなら、、、悪を正すのは善人ではなくまた別の種類の悪でしかないのかな。正そうとするものや教育をするもの中には、あるいは大半は彼らに都合のいいもの
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

ブランド博士から始めた“愛”についての話は人間臭くて、宇宙においては言い訳じみていた。どんなに地球から遠く離れても彼らが人間でしかないことにこちらも絶望を感じさせられた。みじめだった。だから最後まで目>>続きを読む

ナイアガラ(1953年製作の映画)

4.2

なぜナイアガラってタイトルなんだろう?と思いながら見ていたが、この作品を見る観客は始めからその理由を知っている。でも知らないふりをしてみたほうが面白いことを知っている。マリリン・モンローがブレイクした>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

5.0

何回でも見たいと思った。
女優は食うか食われるか、というよりも食物連鎖のように誰もが栄養分になれるんだ。マーゴの身なりは確かに知的で好き。マリリン・モンロー目当てで見たのだけどどの役も印象的。私も真似
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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

山崎賢人さんのお芝居はいつも真摯で純粋なイメージですが、今作ではそんな山崎さんの良さがより活かされた作品だと思います。アクロバティックなアクションシーンもどのくらい実際に行なっているかはわからないけど>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.3

金曜ロードショーで吹き替え版を観ました。
ブギウギや賛美歌など豊かな音楽で彩られていて、歌唱指導後のシーンではぐっとハモっていてワクワクしました!シスターの制服とクラブハウスの組み合わせが好きです。コ
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さくらん(2007年製作の映画)

3.8

椎名林檎さんの「ギャンブル」をきっかけに観賞してみました!艶かしさ、という表現でさえも遊女の本質にはほど遠いですね。。。綺麗さ、汚さ、割り切れない余り物の部分など全てを含めて1人の人間なんだと主人公・>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

5.0

夢は見られるけど私は夢じゃない。パプリカと敦子は同じ人物でありながら人格が違うという設定が好きです。奔放さは全てパプリカに。詩的でリズムはあるのに狂気的であるセリフと平沢進先生の麻薬音楽はマッチしてい>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.5

良い作品。話としては史実に基づいていてシンプルではあるけど音楽と映像とが何も邪魔することはなく、見事な作品として完成されている。英国王を支える夫人やローグのように、この作品も1つの物語を伝えるために結>>続きを読む

劇場版 どうぶつの森(2006年製作の映画)

3.0

当時ピュアに楽しんでた。
童心とシンクロしてくれるんだなぁ

なぜか映画館でみたんだよなー
友達がどうぶつの森もってて、
それを借りてやってたからかな笑

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.6

何度目かな。ジブリ全般的に好きだけど、特に好きな作品の一つ。

「生きろ。」という言葉がアシタカの口から、シシ神の心から、問わず誰かに告げられる。
糸井重里さんがつけたコピーも
「生きろ。」
こんなに
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

原作から入った大ブァン。何回も読んでる。それでも超えてる、いやまた別の作品として完成してる作品。

映像ならではの画面の色合い、声、視線と視点の交錯、ストーリーの終結の精度、いろいろな点で魅力満載な本
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.8

吹替版をみました。吹替キャスト全く調べずに劇場に立ち寄ってみましたが、キャラクタァ(!)それぞれに似合いのお声で、猫×外国の方の出演であるにもかかわらず日本語の奥ゆかさを当てはめて素敵に奏でてるなぁと>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

かっこよ!!COOL
って一人映画観ながら吐き出してしまう一言がコレ。

ストーリーといい映像といいキャストの引き出し方といい、
スタイリッシュスリル男心
特にこの3点においてこの映画に勝るものってな
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

タンタラタンタラタンタラララララ♪
岩井武士!(リップヴァンのカノン↑)

スコアと個人的評価は切り離して考えています。

僕は打ち上げ花火とリップヴァンで岩井作品の独特さがわかってたけど、観に行った
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.2

音楽とパリの映像がマッチしてて綺麗。冒頭の景色を移すところはシンプルで、このお話が本当にあったような感覚にさせてくれた!フィッツジェラルドに会えるとは、、、。

バベル(2006年製作の映画)

3.7

こういう作品始めて見たな、って思いました。まだまだ見たことあるものが少ないのですが、手を触れるのが億劫だけど触れてみたら案外大丈夫だって感覚かな。傷の入った宝石は実は完璧なものよりも愛しく感じるような>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.7

この技術は、、、呼吸を忘れる。
とりあえず冒頭5分くらいはポケーっと見てしまったな。緻密で奇妙なアニメーションに声優の人間らしさが加わって奇妙さがなくなる。声優を入ることのバランスを考えられた作品だと
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

4.3

おんもしろい。韓国映画に免疫なくて少しだけ見ようと思ったが矢先、ずっと見て気づいたら終わってしまった。しかもこれがまたいい結末なんですよ〜
強気でわがままな韓国語を話す切れ長の女の子って癖になります。
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.7

なんか愛しいよね。あんなにシリアスな画面がずっと続くのに時々入るコミカルなお芝居を待ちわびていたり!
鉄道で子供が背後からおもちゃピストル撃つのが地味に笑ったで大賞。
マックィーンかっこいいいい

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

音楽もダンスももちろん素晴らしいのですが、脚本の丁寧さが際立っていました。というのも、ビリー少年がダンスをする理由になるかはわからないが、彼の情熱をきちんと人間関係で描かれていたからです。
実話か実話
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

5.0

こんな時代劇あっていんだ!って肯定できた現代ならではの作品。満島ひかりさんと戸田恵梨香さんのエネルギーを筆頭に、江戸っ子魂さながらの役者たちの芝居競り合いが見れました。こんないい映画もっと早く見ればよ>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.0

男の子が見たらもっとかっこ良く感じるなら、私は男になりたいって思う作品。
松田優作さんの演じるヤクザは、ベトナム戦争映画に出てくる笑うベトナム兵に似ていた。人を殺すことも脅すこともひょうひょうとやって
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.4

最後まで抜かないし抜けない映画。
キリストはなんで必要なんだろう、なんで愛が歪むと何もかも歪んでいくんだろうって考えるきっかけになる。
宗教や愛をテーマにしつつも、ところ構わない男子の生理現象やばかに
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.4

こんなに訴えかける目は印象的だ。
青く瞬く目。
なにを抱えてるんだろうって初見から引き込まれる不思議な目。
洋画は必ず、音声は英語で字幕は日本語で見るのだけど、交わされる会話が妙に引き込まれて淡々と滑
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海月姫(2014年製作の映画)

2.6

原作全巻を繰り返し読んでいる大ファンです。
この作品で一番推すべきはキャスティングと個々のキャラの豊かさじゃないでしょうか?「この世界の片隅に」の声の演技で鳥肌の立った能年玲奈さんは特に、月海の臆病な
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

ほとんどの場面が研究施設内なので限られた登場人物しかいない。しかも人間は2人。この削ぎ落とされた状況の中でつくられた信用を、主人公が鏡に向かって行ったあることによって確かめている。
美しくても、偉大な
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.4

ストーリーがシンプルで見やすい。
時間と命とお金を一緒くたにするアイデアを具現化させたことに拍手。この概念を求めてたので、時間があまり大事にできてないなーって人にはこれを勧めます。
同じ状況のシーンが
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