さおりさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

さおり

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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2010年、カナダのドラマ映画。

同監督の近々公開される映画が気になったので各作品を見るべく!

歌謡曲のような挿入歌がまだ頭にこだまする。。。
ドランがチャーミングなんだけど、良い意味でうっすらし
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2003年のイギリス映画。

大塚国際美術館で『真珠の耳飾りの少女』を観て、友人と映画の話をしてたので、アマプラで観るに至る。

麗しいスカーレット・ヨハンソン。
肌は白く、唇が橙に染まる様に見惚れる
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

19世期のアメリカが舞台。

若草物語、作品名を聞いたことはあるけれど、読んだことはない作品。

終始、過去と現在が分かりやすい境目なく入り乱れる、けれど自然とわかってしまう。演じてる人の力量なのか。
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イエスタデイを見た後、鑑賞。

イエスタデイ後のため、あ、これが元々の曲なんだ、と気づきが多くたのしかった。

みんなに向かって音楽を届けるんだ、
誰に、誰だけに、なんて区切ってない

そんな言葉があ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2019年のイギリス映画。

ザ・ビートルズもコカ・コーラもハリー・ポッターも消えてしまった世界で、
男の人がザ・ビートルズのうたで誰もが知るスターになっていく話。

まず、世界がパチンと切り替わると
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞中、海、という名の主人公がなんでメルと呼ばれるのか気になった。
調べちゃったけれど、フランス語で海、を意味するラ・メールから来てるらしい。

劇中はそんな前置き、会話の中にも何も出てこない。

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サーミの血(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スゥェーデン、デンマーク、ノルウェー、三カ国合作。

まず、わたしはサーミについて、いつだかの伊勢丹のクリスマスでビジュアルのイメージに起用されていた印象しかなかった。

ヨイクという詩をうたい、牧歌
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

5.0

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ウクライナ出身のダンサー、セルゲイ・ポルーニン。

ハワイのマウイ島で撮影された引退(結局してないけど)の踊りが神々しい。。。
筋肉が美しくてしなやかで、チクタクとしたリズムではなく、時の流れをスロー
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

広島に原爆が投下された6日に。

漫画、ドラマは見ていたので内容は知っていたものの、そのどちらよりも、すべてがしっかりとつながっていた世界だった。
現実と空想の境目が曖昧で、終始ふわふわとした印象。本
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ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

プライベートは空っぽ
でも全然問題じゃないの

居心地の良い場所はあえて捨て去る
分からないから探す

成功するためには失敗を生かさないと
毎日の失敗を前向きに変える

世界1という冠がついたレストラ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

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1988年7月16日公開の日本映画。

30年前に、ちょうど現代のネオ東京をイメージした作品。ネオ東京って響きがいけてる。

描写は古いけれど、メカのカッコ良さ、アニメーションの挑戦的な表現(いきなり
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2016年のアメリカ映画。わたし、めちゃめちゃアメリカ映画観てることに気づく。知らぬ間に引き寄せられているの。。。?

はっきりいうと、
名前の単語が出てくるたびに、これは誰だっけ?弁護士?被害者団体
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犬猿(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終わり方がよかった。

違った姉妹・兄弟の関係だけど、ちょっと問題をかかえてる2組。

姉妹の妹のほうは、お姉ちゃんが好きなんだろうな、と思うところがところどころあった。

内面がだだ漏れなやりとりで
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2015年のスウェーデン映画。

老人、タイトル、色彩から想像される感動ものの気配。
でも主人公オーヴェがなかなか口うるさい偏屈なおじちゃんで、おや、と思う。
猫に威嚇するシーン、可愛くて笑う。

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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

2016年のアメリカ映画。気になってたけど、映画館に行くほどじゃないかなぁー、なんてブックマークしたままだったのを鑑賞。

予想以上に良かった!!!!
なんて、感想にしたらきっとこの家族に怒られる。だ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

1953年のアメリカ映画。

時代的には1900年代から徐々に広まっていったトーキー映画の頃のお話。

あれ、この表現は既視感!
と思うようなシーンに溢れていて、映画好きは無限に記憶の中の映画のワンシ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2003年のアメリカ映画。

ロックの知識皆無だけど、大人になりきれないデューイのロック浴び始めたときの顔見れば、あぁこれがロックというものなのか!とワクワクする。

ストーリーははちゃめちゃだけど、
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

美味しいもの食べると、元気になるだろう?

それに尽きる映画。
シェフもそうだけど、食べ物の映画って見てて幸せになるからいいよね。

最近自粛生活だから、料理する機会が増えて、改めてなんてクリエイティ
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1996年のアメリカ映画。

星野源のラジオを聴いていたら、ジュマンジの話が出てきたので興味本位で鑑賞。
アドベンチャーものは久しぶりな気がする。

出てくるサルがにくたらしさしかない奴らだったり、
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

画面の引力がすごい映画。
静かで間が長いのに、それをもたせる、見ていたいと思わせる表情や仕草がたくさんあった。
尋問のときの安藤さくらの涙をぬぐうシーン、すごく印象的。綺麗な長い指で、力任せにぬぐう。
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

80代の新人として、ファッション業界に鮮烈デビューした彼女。
もともとはインテリア・デザイナーとして大活躍していたそう。

彼女の家や、ファッションはショーウィンドウの中の世界のよう。
きらびやかで、
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1985年のアメリカ映画。

スケボーで走り回る姿は、幼少期に観たら憧れちゃうな!
カードキャプターさくらではなく、この映画を観てたら、ローラーブレイドではなく、スケボーを欲してたかもしれない。笑
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1946年のアメリカ映画。

天使、クラレンスが自己紹介するシーンがとびきりチャーミング。
たぶん生前の時代の奥さん?のネグリジェみたいの着て出てくるシーン。
あ、天使って人間がなれるんだ、って思った
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

I feel pretty!

迷いなくそう言える人ってなかなかいないと思うんだけど、
本来、言っていいんだよな!って自己肯定感がめちゃ上がる映画。

頭を打って、自分の見た目がガラリと激変したと信じ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アーリイズウェル
all is well
きっと、うまくいく

ずっとそれが合言葉!3時間のたっぷり娯楽ムービー。
インド映画は途中に休憩挟むのかな?
つづく、の表記出てきてびっくりした。

陽気でパ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公の努力がすごい。
でも途中でがらがらとうまくいかなくなっちゃうのよ。
そしたら面白いほど全部パーになっていく。

そこで主人公に力をくれたのは仲間だった。

落ちていくときに、手を差し出してくれ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

松たか子の演技が怖かった。
HEROのファンとしては、懐かしの共演の二人に嬉しくなったり。

何度も何度も出てくるホテルのペーパー置きが、とてもわかりやすかった。

いってらっしゃいませ、というのは、
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

コロナの影響でガラガラの映画館で鑑賞。
人がいなすぎて、音が吸い込まれてしまったような無音の瞬間が怖かった。

映画は最後の終わり方がなぜそうなった!と思った。
ミュージカル調で終わる伏線もなかったの
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

わたしはこういう、みんなが主人公な映画が好き。

ラブアクチュアリーをほんのりと思い出す。

もちろん、オギーっていう明確な主人公を軸に物語は進むんだけどね。

誰しもに光が当たってて、
最後の言葉に
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スカーレット・ヨハンソンが演じるお母さんのたくましさと美しさが凄かった。
あんな人のことを聡明というのだと思う。

時代のせいにせずに、自分の考えをもち、ファニーでチャーミング。

コメディかと油断し
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

おおお、めっちゃミュージカル!!!

序盤の入り方で、大丈夫かな?!とおもったけど、めちゃめちゃあっという間で楽しかったです。
でもストーリーはややあっさり。。。

でもでも!そこを埋める、人、うた!
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.6

こんなに映画館一体となって笑った映画は久々。
細かな部分が面白くって、何度も吹き出す。

緩急多くて、
終わるのか。。。。!?いや、まだか!みたいな。

それほどにこじれ、こじれた感情たち。1個解決、
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