primoryeさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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肉弾(1968年製作の映画)

4.0

この映画を狂気として観れるうちは問題ない。ただ、1つ確かなことは、我々が生きてる時代が戦前であるということだ。

野良犬(1949年製作の映画)

3.5

不運に押し潰される人間と、のし上がる人間。

やっぱりこう見ると、俺の中での財前五郎は三船しか考えられないんだよなぁ。

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.7

何もかも捨てて逃げ出した夜に、もし寒気さえ覚える透き通った風をまだ感じられるなら、それはトンネルの向こうにあるはずの光なのかもしれない。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.1

ゴッドファーザー、黒い糸と赤い糸が渦巻く運命に、人はどれほど生き抗うのですか。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

イタリアンレストランで流れていた、どこか懐かしい哀愁ただようあのメロディーが、この映画を観た今、血と裏切りに染まったトマトソースパスタへと豹変した。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

シチリアの女は、銃より怖い。

マイケルが、父の殺害未遂事件に端を発した権力抗争に身を投じていき、下火となっていた当家の権威を再興して、父同様のマフィアの棟梁としての道を選ぶ話。

感染列島(2008年製作の映画)

3.6

地球の自浄作用として、自然の淘汰の一環として、70億もの独占種へ爆発的に増加した人類に、抗えないウイルスが広がるのには理がある。

ただ、人類の危機に直面する今、その生命体としての生き残りをかけた闘争
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ステップ(2020年製作の映画)

3.7

試写会あたった。

体温計では計れないものってあるよね。

遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

-

これは映画なんかじゃない、あの日々の記録だ。涙とか感動とかそんなんじゃない。

歯を喰いしばらないと、怒りが抑えきれなかった。深く息を吸わないと、生きていられなかった。

きょうのできごと a day on the planet(2003年製作の映画)

3.2

こういうのは小説じゃないと楽しめるものにはなりにくいんかな。

似合わへんな。

オアシス(2002年製作の映画)

4.1

たぶん、映画って本来こういう作品のことだと思う。

誰も見ようともしないピンボケした日常のカケラに、ちゃんとレンズを当てて気づかせる。

命を感じる演技と、映像の味。

明日、君がいない(2006年製作の映画)

3.9

一人の学生として、より近く感じた。

それは誰にでもある薄皮一枚で守られた恐怖であり秘密であり真実なんだと思う。

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.6

完全なる三船ショー。

弓矢のシーンは本物っていうんだから、命懸けのエンターテインメント。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.8

途中まで、これが事故前に作られてたらノーベル賞ものだなと思っていたんだけど、感涙を強いる演出と物語の着地点で興醒めしちゃった。役者はすごいんだけどね。

組織のレベルはそのリーダーのレベルを超えはしな
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

やっぱ映画館すごいわああ

いや、どうやって撮ってんだよとしか言いようがなくて笑った。

制作者の熱量と実話に心酔。

モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)

3.6

When you know how to die, you know how to live.

What’s wrong with being No.2?

蓮舫ってモリー先生のbuddyだったん
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.3

空気感がこの映画だとしたら、この映画は空気感だった。それを楽しむには自分はあまりに浅薄だった。

独立愚連隊(1959年製作の映画)

3.9

血の砂に次ぐ峻烈な脚本。

そして、あたまオカシイ三船も好き。

貴様ら、それでもキンタマあるんじゃないんか。
あるわけないでしょー、馬鹿にしてるなあ。

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.7

いや、堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、香川照之、濱田岳、貫地谷しほり(と鈴木福くん)って、まさに夢の共演だろ。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.5

生命を否定する狂気を描き出すことが、あの戦争に対するアメリカなりの贖罪なのか。

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.5

正気かよ、探偵さん。

なんか筋が荒い感じするけど、それよりも松田龍平が歳と共に松田優作に似てきてる感じがするわけ。

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年製作の映画)

4.1

沖縄の魂の殉職者。

その幾重にものぼる屍を蹂躙しているのは、冷戦の負の遺産にすがる米国だけでなく、薄っぺらい同情しかできないご都合主義者の本土の我々とその政府であることは間違いない。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.8

金の使い方が違う。逆に邦画の魅力を感じた。

終わり方もアメリカ映画って感じ。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

凄まじい樹木希林。
是枝作品の中でもセリフにしびれた。


なんで男は今を愛せないのかねぇ。いつまでも無くしたもの追いかけたり、叶わない夢見たり。幸せってのはね、何かを諦めないと手にできないもんなのよ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.6

役者が強いからなのか、そこまで是枝感を感じなかった。

自然体の日常を描き出すって、難しい。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

誰を裁くかは、誰が決めるんですか。
誰が正しいかは、誰が決めるんですか。
生まれなければよかった人は、誰なんですか。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

是枝祭り。

誰も知らない。誰も目を向けない。誰も助けられない。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

台詞とカットが俊逸。やっぱ魅せるなあ、是枝作品。

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.5

お化け屋敷と同じで、年越しの瞬間だってハスってないで楽しもうとするのが大事なのかもね。

西田敏行の正体不明の楽器が一番面白かった。