primoryeさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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銀嶺の果て(1947年製作の映画)

3.4

三船が若い。

この時代、役者も命懸けだったんだろうな。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.6

三重らせん錯綜劇を作り上げる脚本家の力量は、本物。
これでもしも中身がコメディになり切ってでもいれば、それは化け物。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.5

あんたたちって双生児?

フランクフルトですよ!

ホットドックじゃないんだ。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.8

やっぱ脚本すげえな。

全部納得して生きてる奴なんかいない。

愛の小さな歴史(2014年製作の映画)

3.7

家族を家族たらしめるのは、愛のおとぎ話じゃなくて、愛憎の深さなのかもしれない。

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.7

あんたみたいな生徒どのクラスにもいるんだよ。全部わかったような顔して勝手にひねくれて。お前がつまんないのはお前のせいだ。

はい先生、僕もです。

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

3.7

後半、チャップリンの皮肉が刺さった。

絶望は麻薬と同じだ。他のことに無関心になる。

1人を殺せば悪党で、大量殺戮なら英雄だ。数が多ければ神聖になる。

罪を犯さずに人間は何ができるのですか。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.8

全体を貫く映画の質感が心地いい。

人生は何かを獲得していくものだと思っていたけど、本当は、失い続けながらその中で自分自身を見つけていくもの、か。

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.0

1984と並ぶ未来のディストピアが1927年に想像されていたのがすごい。

中間層を引き裂く社会の構造的二極化が否応なく進む情報化資本主義に踏み込んでしまった我々が、前時代の過渡期に黒い未来を見据えた
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TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」(2019年製作の映画)

4.2

生きるためには楽しまなきゃいけなくて、楽しむには苦しまなきゃいけなくて、でも、楽しんでいる姿は誰かを楽しませることができるから、一生懸命やってそれでも批判する奴は無視すればいい。

揺れたね。どうしよ
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.9

結果無価値論か行為無価値論。

正しいってのは弱いってことで、悪いってことは強いってことだって思ってたけど、善悪の定理化だって正義の押し売りなんだな。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.9

こういう脚本書いてみたい。

妻夫木聡の表情が良かった。

野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.6

話の中身は分からない部分もあったけど、やっぱり松田優作って松田龍平の父親だけあってすごい役者だ

陽はまた昇る(2002年製作の映画)

3.9

桃栗三年柿八年、人の夢は十年、か。

易しい戦いに勝つよりも、厳しい戦いで負けることのほうが、強くなれるんじゃないか。

愚行録(2017年製作の映画)

3.7

話の構成としては斬新だと思う。映画館で観たら、もっと何か感じた気がする。

大空港2013(2013年製作の映画)

3.9

おじいちゃん、マジうける。

ちゃんと三谷幸喜だった。

カケラ(2009年製作の映画)

3.6


あのさ、お月様ってまんまるになるけど、1日だけだよ。あとはずっと欠けてるんだよ。欠けてる月も綺麗だよ。

凹凸交わる

アイスクリーム持ってくる

キンタマついてたら偉いのか。もっとグローバルな現代
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乱反射(2018年製作の映画)

3.8

なんか所々粗いけど、でもやっぱり石井裕也感じて、花より団子で笑って泣いたぞ、おい。

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.2

たぶん何でもないような普通の毎日にも、実は目に見えない透明なジェンガが積み重なっていて、気づいた時には自分が背負い切れないほどの重い絶望がそれまでの日常もそれからの一生も見えなくなるほどまでにのしかか>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.9

一言では言い切れない映画だけど、救いようもない、行き場のない誰かの感情を怒りと言うなら、その陰には信じて守りきれなかった大切なものの存在があるに違いない。

タンポポ(1985年製作の映画)

3.7

人は生まれてから死ぬまで美味いもんが好きっていうことよね。

帽子被りながら風呂入るのがなんかカッコよかった。

あまたある映画でこういう意味わかんないけどなぜか笑える映画もあっていい。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

米ソ冷戦の渦中にあったこの時代に、世界史上唯一の被曝国が伝えたかった悲痛なる叫びを、今我々は忘れてはいないか?

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.1

生と死の際。

傲慢にもその境界を自ら決める自由を選んだはずの人間が、その線引きをいざ迫られたときに見せる、吐き気がするほどの弱さよ。

その弱さが人間だとしたら、この世界って嘘だよね。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

衝撃。

脳が異世界に持ってかれて、帰ってこない。

日本アニメの真髄を観た。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

4.0

個人的には、天の声を、捨てられてるギリシャ彫刻が話してると勘違いするのが好き

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.6

この映画化の最大にして唯一の功績は、そのキャスティングのみにて光輝く

テーマは、闇に消え残る希望。

ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

3.2

2人の愛は誰にも止められない的テラスハウス現象は、愛に飢える観客への媚薬であるはずが、その鼻につくチープさが払拭できなかった。

この窓は君のもの(1995年製作の映画)

3.4

不慣れながら、「高校生」になった少年少女たちは、日本史上の最年少の体験者としてその新鮮さに昂揚した。

この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ、この映画の骨子は分からない。