これが、今も日本人に通底するメンタリティーなんでしょうか、それともその美学は風化したのでしょうか。
なによりも、志村喬の警抜した演技。
さんざめく金切り声よりも、撫でるようなささやきの方が、不気味な後味を残す。
逃れようのない大衆の中でも、冷酷な世間の視線の中でも、自分はアイヒマンになってはいないか?社会や時代が作り上げた価値の模範囚になってはいないか?
彼女の言説は知ってたけど演説のシーンは、やはり感動し>>続きを読む
大どんでん返しとか最初に言われちゃうとあーね、って感じのオチだった。
Put up, or shout up.
その場のノリで決めようと、ジャケットをみてピンときたやつがこれだった。
少なからず自分もこんなクソガキだった。
いやー、すげえ映画見た。
なんか、何年も使われてない部屋で遺品整理するときの匂いと寒気がした。
家族を見たければ、無性に泣きたければ中野量太と言うのは間違いじゃないと再確認。
久しぶりに演技で涙が沸騰しました。
やっぱりチャップリンってすごかったんだなあ。
田中圭が一番面白かった。
из самолёта, без парашюта
ずっと観たかった。カラマーゾフの兄弟みたいなロシアの琴線に少しだけ触れた気がする。
Москва слезам не верит.
題名かっこよすぎ。ソ連にもこういう雰囲気があったんだ。
A lie has no way to start a family.
意味もなく自分が過ごした今日は、昨日死んだ人がどうしても生きたかった明日だった。
これは、人間の叫び。
久しぶりのチャップリン。安定のチャップリン。100年前のチャップリン。
やっぱり、すごい。
戦争を考えるのは、ありかもしれない。
この時代の日本アニメが無ければ、今はない。
母なる証明で期待しすぎたのか、80年代の韓国を知らないせいなのか、警察がポンコツ過ぎて、キャラクターの核がぶれてて、違和感が先走った。
空気感は感じたけど。
Hangmen also die.
Not the Endは、あの時代の不退転の決意であり、自由の重みを諭す我々への訓戒に他ならない。
あーチェコ行きたい。
信じていた神を投げ捨てる悲しさはいかばかりだろう。再会を信じ抜いた愛の強さはいかばかりだろう。
邦画にしては、規模もキャストも話の展開にしても相当お金かかっただろうなー
お前は、100人に1人のヒーローになりたいのか、100人のヒーローを生み出したいのか。それが、疑問だ。
He was one of us.
相克の時代はあまりにも長すぎ、そして、血はあまりにも流れすぎた。
生きたいように生きようと望み、生きたいように生きることを選ぶ。
その理不尽なまでの運命の儚さに、たじろぐな、ひるむな、歯をくいしばれ、信じろ。
なんというか、上質なエンターテインメント。
SEにしても松田優作にしても70年代のハードボイルドって猛毒。
なんと言っても原節子。気品に満ちた声と妖艶さは、時代を超える。
熊太郎のくだりは、爆笑した。
You thief!
貧しさを見つめて、やりきれなさを飲み込んで、悲哀が現実に滲んだ。
そうかこれが、ネオレアリズモ。。。
神父の叫びに震撼した。
死ぬのは難しくない。生きることが難しい。
ロープ切り忘れたってこと?
もし誰かを殺せば、生涯で一番最高の気分になれるとしたら、殺すのを選ぶ人だって大勢いる。