SSDさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

自分としては、こちらの2の方がよかった。

弱々しかった広大卒が変貌して、ガミさん以上にヤクザ社会へのある意味戦い?が潔く残忍でもある。

やくざと警察内部の癒着や見て見ぬふりの怖さは、現実にもあるん
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

この昭和感にはまる。

広島が怖く感じるくらいのヤクザ社会(広島の方ごめんなさい)。

ヤクザ映画はとことん容赦ないほうが作品としてはおもしろい。

頼りなげな松坂桃李とヤクザかおまけの役所広司のコン
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

この手の脚本考える人の頭の中見てみたい。

かなり真剣に見たつもりでもやっぱり??なことだらけ。

ただおそらく(ありえないだろうけど)時空を超えるってだけで、もう普通の感覚は吹っ飛ばさないとまともで
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フレンチ・イグジット さよならは言わずに(2020年製作の映画)

3.7

ちょっと昔のおしゃれなコミックのような雰囲気。

ミシェル・ファイファーは年を重ねてもしっかり魅力的。強さもありながらなんだかユーモアもあってまさに適役。
息子マルコムとの関係もいい。
黒猫の存在が場
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

馬鹿馬鹿しすぎたけど、そのくだらなさに笑えて…

真面目そうな子供達の順応性?がおもしろい。

ロックって形から入るよりほんのちょっとした不満や我慢してることを表現した方がずっと聴く側にも響く。

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

5.0

最初は映画館で。

観終えた後あ〜もういないんだ…って思いながら帰り道にちょっと放心状態だったのを思い出す。

久しぶりに見直してやっぱり唯一無二のミュージシャンでダンサーでプロデューサーでもあるエン
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

4.0

約半世紀近く前のトルコ。

ある友人がこの作品を観て、海外での犯罪の裁かれ方が怖すぎるってえらく怯えてた。

もちろん国にもよるし、時代も違うが罪の問われ方が国と国の関係性や政治絡みでどっちにも転ぶっ
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ディスタービア(2007年製作の映画)

2.9

冒頭のシーンが伏線になるのかと思ってたのに裏切られた感じ。

覗きをテーマの映画ってなんとなく恐怖を煽るにはちょうどいいのかもだけど、だからこそ質を問われそう。

ドキッとするシーンはあるがそんなに怖
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.6

東ドイツに限らず、社会主義国家の芸術性の高さは、抑圧されてもがき苦しむ人達の叫びみたいなものだろうか。

重くて息苦しいくらい。

国家に忠実だったシュタージの局員が盗聴によって心の奥の感情を呼び覚ま
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2ハート/命という名の贈りもの(2020年製作の映画)

4.0

2つのラブストーリーが繋がって…

時代がずれてるのも、背景が違うのもうまくリンクしていい話。

途中、あ〜そういう事!ってわかった時点で涙止まらない。

実話をこういう作品に仕上げた脚本に拍手👏

劇場版ほんとうにあった怖い話〜事故物件芸人3〜(2021年製作の映画)

-

久々に酷い作品見た!

内容も演出も演技もマイナスレベル。

わざと?

「真剣にやってよ」ってセリフ
こっちが言いたい。

視聴者バカにしすぎ。

⭐️なし!

刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

3.2

誰にでもある知られたくない秘密?
中身はあんまり重要じゃない?

ジョン・ルーサーはよかったな〜

サイコパスおじさんは変に気持ち悪かったし、まぁそれなりに面白かった。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

この手の実話に基づいた作品にしては、事件より主人公達の生い立ちに主眼をおいているのが、クリント・イーストウッドらしさか。

日本に比べてアメリカの学校(もちろん全てではないだろうけど…)教師の質の優劣
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.5

オープニングのメロディだけでワクワク!

幸せな気持ちになる映画。

ジュリア・ロバーツが着るとなんだかみんな下品にならないかわいさ。

当たり前にカッコいいリチャード・ギア。

ホテルスタッフみ〜ん
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

自分にはなぜかあまりハマらなかった。

この映画を見てもエルヴィスの魅力が伝わってこなかった。

スターは、周りの存在いかんで全てが変わってしまうという見本みたい。

エルヴィス・プレスリーの音楽のル
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.3

よかった。

普段の何気ない会話の中にあっと思うような言葉が散りばめられてることに気づかされる。

セリフに何度も頷いたりほんわかしたり。

有村架純さん演じるちひろの自然体、人との距離感、雰囲気がな
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.5

ん〜

不思議感覚。
イギリスっぽさより思いっきりドイツ味。

面白さより全体の雰囲気に引き込まれる感じ。

ナタリー・ポートマンが一時期坊主だったのは、この作品のためだったのかな?

自分はエンディ
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.0

ひと夏の少年時代の思い出。

子供の時ってなぜか自分でイメージしたことにこだわってしまったりいろんな?に悩むけど、ちょっとした出会いやきっかけがそれからの人生や考え方に大きな影響を与えてくれる。
ちょ
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

4.0

ラジオがコーチと出会っていなければ、人生全く違っていたはず…
いや、神様は絶対会わせていたよね。

そんな感じ。

実話って時々フィクションよりずーっとドラマティックな出来事ある気がする。

ただ日本
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

こういう等身大のドキュメンタリー好きかも。

まず最初のスケボーで滑走するシーン。
ここだけでも一緒に風を感じて心地よい音楽とローラーの音がエモーショナル。

その先は、それぞれがもがき苦しんでいるこ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

終始セリフや会話がリアルで自然。
自然なだけに身につまされる。

特に老人達の会話がうますぎる。

途中流れるテレビのナレーションの「プラン75は大変いい制度で今後はプラン65に推進…」みたいなブラッ
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.8

自分が近隣に住んでいたら?

夜中に大声で叫ぶ。
突然暴力を振るう。

障害のある人への理解は、何も知識がなければいくら優しくって言っても、小さな子供もいれば不安になるのもよくわかる。

かと言って、
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ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.6

アガサ・クリスティの王道推理劇をクラシックに豪華俳優陣で堪能。

エジプトの空気感と船上の優雅さ、この時代の衣装も満喫。

今の俳優ではちょっといない気がする味のあるデビッド・ニーブンの渋いかっこよさ
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

4.0

最初からスタンド・バイ・ミーを彷彿とさせて少年時代のノスタルジーを感じる画と音楽。

後からスティーブン・キング作と知り、あーやっぱりって。

子供の頃って見ず知らずの大人の存在は本当に未知との遭遇み
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

俳優の役作り?というか役になりきる凄さ。

ベネディクト・カンバーバッチ演じるウィンの最初と最後の変わりようは実際の状況を目の当たりにするようで胸が締め付けられる想い。

核戦争になりかねなかったキュ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

劇場公開時に話題だったので見に行ったが、その時は衝撃的な内容だという印象だったが…

再度見直してみると、かなり緻密で演出、脚本、俳優陣の演技など、世界の賞を総なめにしたのがよくわかる。

音のないシ
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約束(2006年製作の映画)

4.0

昔のハリウッド映画のようなラブストーリー。

ひとつの国が分断されることは、外国に行くことより遥かに遠く非常な関係。

誰も悪くないのに。

ヨナ役の女優さんの雰囲気がとても良かった。悲しげな表情も、
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バハールの涙(2018年製作の映画)

3.4

緊迫感はあったが、ストーリーは淡々としているのは実話だからこそなのかも。

女性兵士の覚悟と過酷さ。
銃砲音が耳に残る。

ガール/その女(2020年製作の映画)

2.2

いや〜な奴しか出てこない。

崩れきった顔の男、ミッキー・ロークに似てると思ったら本人だった。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.6

重すぎてただひたすら辛かったが、脚本、演出素晴らしい。

最後は鳥肌が立った。

最初からひとつひとつのシーンやセリフがとても深い意味を持っていてじっくり見るべき作品。

宗教、民族間の争いはいつの時
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ヘリオス 赤い諜報戦(2015年製作の映画)

3.4

あんまり評価高くないが、アクションも迫力あったし、サスペンス感も悪くなかった。

中国ってこの手の作品はどこまで許されるのかな〜なんて、そっちが気になって…

香港、マカオの混沌とした雰囲気がいい。
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

なんともいえず不思議な感覚の作品。

モノクロのシーンはノスタルジックなポストカードのような懐かしさとアメリカのホームドラマのようにも思える。

人物を写すシーンのアップも独特。

セリフも何気ない会
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.2

軽い気持ちで見始めて一回寝落ち。

その後しっかり最初から見直して、最後は不思議な気持ちにちょっと涙も…

映像は暗いが蝋燭の炎やモノトーンの雪景色が際立つ演出に1800年代の衣装など、とにかく美しい
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

2.3

ケヴィン・ベーコンに惹かれて視聴。
こういう凡作にも出演したんだ…

途中からは舞台劇のようなひとり芝居っぽさ。

子供はかわいかった。

あんまり怖くなかった。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

2.8

原作の面白さの勝ちかも。

内容は結構重いのにコメディ仕立てのサブスクで軽く見るべき作品。

サイトレス(2020年製作の映画)

3.5

視覚を失った時、周りの存在が全て見ず知らずだったら…

人、もの、時間どれもが不確実なことをどの感覚で信じたらいいのか。

経験したことのない暗闇の恐怖を感じた。

わかるようでわからない場面もあった
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