ギョメムラさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

キャット・シック・ブルース(2015年製作の映画)

4.7

スタンダードな倫理観からズレまくった猫愛が服のサイズの合ってなさに出ててよかった
なんかあらゆる間が2秒ずつくらい長くてキモかった

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

4.4

物語の3分の2くらいでピークが来てあとはどんどん萎えていくのがちょっと
全裸男が神話みたいなポーズで銃向けるの良かった

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

4.6

視覚からも聴覚からも不快感を与えてくる良い映画。ラスト切なすぎて一瞬息止まった

シャイニング(1980年製作の映画)

4.4

パワハラしてまで撮った割には普通
三輪車のゴロゴロ音がカーペットの上走る時だけ無音になるシーン好き

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

4.5

カットが洗練されまくってて絵画見てるみたいだった。ストーリーはかなり予定調和だけどいちいち壮大な音楽がかかるのがギリシャらしい

BULLY ブリー(2002年製作の映画)

4.6

意思がグラついてる人たちが集まった時のグダグダ感がめちゃリアルで感動した。初めて子供だけで店予約してクラスの打ち上げとかやった時こんな感じだった気がする

ドリーム・セックスバトル(2015年製作の映画)

4.3

冗長だけど、そんな長いランタイムの中1秒もメシを美味しそうと思わせなかったのはよかった

ノック・ノック(2015年製作の映画)

4.5

普通のコメディ映画見てると正直お笑いの方が面白いと思ってしまうけど、こういうひたすらに悪趣味なコメディは映画でしか体験できないからいいな

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

4.6

説明ゼリフ全然ないのと、赤でも青でもなくグリーンなのと、ストーリーが始まるとしたらここからでは?みたいなとこで終わるのがかっこいい。

スターフィッシュ(2018年製作の映画)

4.5

無理に笑うよりホラー映画等で残酷な世界にどっぷり浸る方が癒し効果があると思っているけど、主人公にとってもそうだったということですか…?

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.6

青々としてて痛気持ちよくて眠かった。登場人物と同じ世代の時に見てたら確実に悪い影響を受けていたので、その頃に見たかった

ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

4.8

話の荒唐無稽さをビジュアルの説得力でねじ伏せている。不穏で寒そうな映像がだんだんアグレッシブになっていく過程は本当に見てて幸せ。死体たちのジョジョ立ち最高です。

サベージ・キラー(2013年製作の映画)

4.4

映像が悲しいくらい安っぽい。ただ弓矢の引き方と、体ぐちゃぐちゃになりながら戦う姿はかっこよかった

恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

4.5

30代超えても童貞だと魔法使いになれる…じゃないけど孤独とファンタジーは相性がいい

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

4.0

映画内で提示した疑問と答えが全然噛み合ってなくない?

ザ・ボート(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「殺される」映画は死ぬほどあるけど「弄ばれる」ってあんまないかも

蠱毒 ミートボールマシン(2017年製作の映画)

4.5

何より設定が面白いし、ネクロボーグのビジュアルもステキで、その造形に意味を持たせるストーリー構成との相乗効果で目が離せなかった。隠れ有名人の使い方もいいアクセントだった。なのでエロは本当にいらなかった

テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

4.6

認知症と悪魔憑きが似てるって発想はまあ単純で不謹慎ではある。が、2つの世界をつなぐ電話交換手とイタコ的な振る舞いとか、電話線を繋ぐ作業とシナプスの動きとか、アナロジックな表現が多くてただ趣味悪いだけじ>>続きを読む

ディヴァイド(2011年製作の映画)

4.7

無駄な説明は省いて人間の醜悪さだけを110分も詰め込んでて素晴らしい。そしてちゃんと死体が腐る描写がある映画はマジメだなあと思う。売れるために脱臭するより展開の正しさを優先したということだから…

悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

野球場のシーンとかいいからもっと骨組みを詰めて欲しかった。上りの人と下りの人が同じエレベーターにいちゃう矛盾くらい事前に気づけるだろ、とか嫁の妹の顔くらい知ってるだろ、とか思ってしまった。管理人の死に>>続きを読む

ザ・インフェルノ(2017年製作の映画)

4.6

とんでもないロケットスタートだし、そんな冒頭をピークにしないようずっと頑張ってる感はあった。日曜夜はこんくらいパンチ効いた映画見て鬱の原因をすり替えるに限る

DAGON(2001年製作の映画)

4.7

CGのクオリティめっちゃ安い代わりに設定の作り込みやグロの造形が丁寧で、結果全然気にならないくらい世界観に入り込めた。ディズニーシーにこの町テーマにしたエリアあってもいいくらい

デッド・ガール(2015年製作の映画)

4.6

自分は現実ではオカルトを全く信じてないからこそ、映画の中のオカルトに謎の説得力があると面白いと感じる

そんなことより"本物"の中二病が考えたみたいなストーリーで最高

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.5

理詰めミステリーだけじゃなく主人公の偏執さとかドラマチックな部分もあっていいんだけど長い

マザーズ(2016年製作の映画)

3.0

いつ面白くなるんだろうと思ってたら終わったのですが!?

さがす(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ピン球踏み潰すとこ最高
白い靴下フェチの元ネタがわかってうれしかった
佐藤二郎のウケ狙い演技が、どう考えても笑ってる場合じゃない状況での感情を隠す手段としていい方向に作用していた

フェノミナ(1985年製作の映画)

4.5

正直クレイジーな要素は虫だけに絞ってほしかったけどやりたいことを全部やったのはわかった

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.6

俺はこういうのに巻き込まれたくなくて酒という文化と縁を切った

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.5

欲望がむき出しになっていくさまと海の不潔さが合っていてよかった。

ディケイド 腐敗する者たち(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

こういう小さい世界の小さいが故の悲劇大好き。腐敗描写や主人公のクセのリアルさも孤独というテーマに真摯に向き合った証拠。

そして、死体がしゃべるのか?と思ったら口から虫が出てくるシーンの素晴らしさ。あ
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