パーコーメンさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

JUKAI 樹海(2016年製作の映画)

3.1

活きてるエビの握りは日本人でも嫌な人は嫌だよ。
青木ヶ原樹海を舞台にした海外映画で幽霊とゴーストの違いを凄く意識的に提示してるが実際問題表現するのは外人には厳しいか。怖がらせ方は急に飛び出るアメリカ式
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寄生獣(2014年製作の映画)

4.6

漫画とは違った展開だが内容は安定していて派手さもあり面白い。
ミギーの阿部サダヲは確かに合ってるし、深津絵里も良い配役。
芝居が下手くそでお馴染みの東出くんも今回ばかりはハマり役。あの棒読みは寄生され
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

4.8

確実に1より良い。それぞれがキャラを難なくものにしてビジュアル以上にストーリーの再現度も高く自然。
沖田総悟の戦いのシーンもそうだが特に将軍のキャバクラとマゲのシーンは凄かった。
まさか将軍の引っ張ら
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銀魂(2017年製作の映画)

3.9

原作通りの内容で抑えるとこは抑えている妥当な作品、それに福田監督の演出と相まって銀魂らしさは十分あった。色々とパロってるのも原作らしくて見易い。
中々の再現度でキャスティングは絶妙、堂本剛や中村勘九郎
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.6

山﨑賢人くんは無機質キャラしっかり合ってる。無機質なツッコミも良い。新井浩文さんのケツアゴも中々似合ってるしリアル。
シツコイくらいの橋本環奈の演技も面白い。
勇者ヨシヒコの効果音や音楽をさり気なく使
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.5

出てくるキャラクターが皆んなお馬鹿。皆んなボケまくるがツッコミもその際に変わるので一つのキャラでも色々な見方が出来る。
福田雄一らしい脚本で落語の芝浜をベースにしてるというが、最後は強引だが一応芝浜に
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

2.2

コーヒーを飲むシーンや飢えに耐え忍ぶシーンは良かった。
全体的に話のスピードは遅く、その割に基本説明が少なくて分かりづらい。また終始画面が暗いしCGも多いので表情が分かりづらい。
音はリアルでいいし血
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

1.2

かなりぶっ飛んだ内容。徐々に飽きてくる、とりあえず我慢して観れる。釜山のあたりは特にキツイ。夢を見てるのかなと錯覚する。てか成り行きでもチューは無いよ。
カメラの撮り方はかなり独特。ギャグもかなり独特
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タグ(2018年製作の映画)

5.0

最後の映像含め、これが実話に基づいてるのにはびっくり。バカらしいコメディだが30年も鬼ごっこを毎年やってるって凄い仲の良さ。
無敗記録が途切れて初めて鬼になったジェリーがその後何度もタッチされてたのは
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.7

脇をしっかり固めてるので見応えはある。前田敦子や高畑充希のようなキャラクターは物語を見やすくしてくれる。
優しいというか人たらしな町田くんは良いキャラ何だけど最後まで掴み切れない。猪原さんは舌ったらず
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

chayの襲撃が面白かった。意外とやしろ優がしつこくない演技だったり、一瞬の田中要次だったりキャスティングもクドくなく良かった。
話はかなり飛躍し、無一文にまでなる主人公だが日本海側を行脚しながら札幌
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バリスティック(2002年製作の映画)

2.9

音楽やバンデラスはカッコいいのだがスローモーションがやたらと多い。1時間半と短いためかストーリーが弱くアクション重視過ぎる。最初の図書館でどんだけ銃撃してんねんと思ったが後半は銃撃戦ばかりの展開でボス>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.5

1カット映像はずっと緊迫感があった。臨場感重視でカメラマンも撃たれないようにと姿勢を低くしたり茂みから覗き込んだりする映像は良い。僅かながらの情報で生き延びようと皆行動するが、主人公の女性は混乱してる>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.8

とにかく樹木希林さんが恐ろしく自然な演技でびっくりした。お茶のお作法、中々難しいものだけど体が覚えていくのは仕事を覚えるのと同じだよな。お茶を通して日本の風情と日本の季節を凄く堪能できる。タイトル通り>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.8

戦艦のドンぱちじゃなく戦艦の設計に焦点を当ててるのは面白い目の付け所。
数字や計算に強いだけでなく探究心と根気の強さで海軍と駆け引きをする姿は面白い。
難しい話をずっとしてるのに引き込まれてしまう。終
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

4.6

ただの青春ものかと思いきや沖縄の社会問題、米軍基地の話がふんだんに盛り込まれていた。
話も二転三転と思わぬ事態へ変わっていき観続けてしまう。
ネガティブなシーンがちょっと多いが楽曲含め明るい気持ちにな
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.2

前半と後半で180度変わる展開には度肝抜かれる。ギャグなのか所々に思わず笑っちゃう部分もある。
最初は人質と強盗の関係も吸血鬼大事で仲間になるのも楽しい展開。ドンぱち多めで爽快感ある銃乱射のアクション
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ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

3.8

実話を元にナチスから隠れ生き延びた人たちのドキュメンタリーを交えた作品。
人によって隠れ生き延びる過程が全く違うがどれも酷い生活。ヒトラー題材の作品の中では特に見所しかない作品。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

コメディにしては倫理観度外視の妙な哲学。おならでジェットスキーの展開からバスでラブラブする妄想なのか現実なのかの世界観の振り幅、確実に死体を使いながら無人島生活を生き抜く発想は面白い。
常に流れるワー
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

4.5

理不尽過ぎるが地獄の世界観がめっちゃ面白い。笑いどころも多く7度の輪廻転生も飽きない。特に一瞬の人間道は男は絶対笑う。
楽曲が結構良く音楽、ライブ好きは十分楽しめる。
カオスな展開で散々話が広がってい
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億男(2018年製作の映画)

3.8

大金目の前にして人がどう変わってくのか、大金の価値をかなり考えさせる作品。
藤原竜也の新興宗教じみたセミナーはちょっとギャグっぽいが、出会う人たち皆んな妙に理に適ってる。
高橋一生の吃音は自然で上手い
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フラグタイム(2019年製作の映画)

2.3

3分間時間を止める能力を持つ女の子と何故かその止まった時間の中動くことができる女の子の話。
主人公が内気で相手の女の子も心をあまり開かない性格のためストーリーはずっと陰のある印象。
同級生や先生のパー
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.2

簡単な優しめの百合作品のアニメ。いじわるするキャラもいないし主要キャラクターだけしか動きがないしアニメーションも綺麗なので集中的に観れる。
初々しさ全開のレズもので山田さんが緑化委員ということもあって
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.2

ドラマは正直かったるくてどんでん返しのどんでん返しと毎回豪華なゲストの繰り返しに飽きてたが、その分映画は見易く痛快感があった。
東出くんの棒読みボクちゃんと小日向さんのリチャード、長澤さんのダー子はし
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ういらぶ。(2018年製作の映画)

2.4

幼なじみ4人がまあ可愛い、カッコいい顔。主人公二人の性格が極端すぎて不快感を覚える人もいるかな。特に凛の傷付けるワードがイケメンだから許されるにしても、こじらせと言うよりひねくれ。
内容は王道的だが各
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

4.6

とにかくめちゃくちゃな映画。ちゃんと映画側もその事を重々承知のナレーションで話が進むし、妙なギャグと妙に豪華な俳優陣、それでいてくだらない内容なのにしっかりとお金が掛かってるセットやエキストラの数でつ>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.6

主演キャストが豪華で有名人揃い!タイトルのマスカレード・ホテルということもあってBGMは仮面舞踏会を彷彿させる優雅な音楽。そして綺麗で清潔感のある豪勢なホテル。
連続殺人予告のためホテルに潜入捜査は導
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.9

主要3人の人間関係、恋愛の価値観がそれぞれ個人的な展開をしていてそれを物語が進むごとに少しずつ見せていくのは上手い。
タイトルのパンとバスはきっかけ、2度目のハツコイが本題でエンドロール前にタイトルが
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シャッター 写ると最期(2018年製作の映画)

2.9

被写体が必ず死を遂げるカメラを扱ったホラー。
写真が常に後出しで、見づらい。
最初に死ぬガーギクが手のひらにガラス貫通してたのにも関わらずこれはこの一連はテレビの演出だ、みたいな感じに振る舞うのは訳わ
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こどもしょくどう(2017年製作の映画)

2.5

最後まで観てこどもしょくどうというタイトルにとりあえず納得。
育児放棄を受けてるタケシくんが自分よりも更に過酷な育児放棄を受けてる姉妹たちに同情してるのはなんともいたたまれない。
セリフが少なく子供た
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映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

4.7

うさぎ王国のコミカルな場面からかぐや星の緊迫場面までを無理ない展開で話が進んで面白かった。
ルカやルナたちとの友情も無理のない大人な現実的な友情。想像力を信じるのは凄く気持ちのいい展開。
悪役の吉田鋼
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

4.1

王道的な話ながら親子愛や宝探しなどしっかりした話。
ミニドラがとにかく大活躍。ジャイアンが出べそじゃなかったりオープニングにドラえもんの主題歌がなかったりと色々変わってる。
クイズのクイズがちょっと聞
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デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

2.7

ちょっとアイディア詰めすぎかな、5分ぐらいしかないからせわしなく目まぐるしく終わった。
物語の展開はわかりやすく普通な面白さ。

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

4.1

BGMが凄く神秘的で今回の氷、南極の世界に合っている。
前半のアトランティスでボケをかますジャイアンに誰もツッコまないのはちょっと面白い。
ブリザードがちょっともののけ姫っぽく、倒す展開は少しゴタつい
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映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生(2016年製作の映画)

4.5

このリメイクは良かった。
ユニコーンたちとの友情も増え、最後の別れも良かった。
のび太のママとの交流も増え優しい作品になった。山崎まさよしさんが主題歌ってのも良い。
ギガゾンビ役の芳忠さんも先代の永井
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YAMAKASI ヤマカシ(2001年製作の映画)

3.8

パルクールと常に流れる音楽が見やすさとワクワク感を演出してすごく良い感じ。
医者がとにかく悪い、あと警察官がヤマカシに振り回されっぱなしで情けない。
あっさりした内容ながらスピーディーで面白い。