これは好き過ぎるやつ。
誰もが期待する展開へは決して向かうことはなく、それでも、そんな現実の方が魅力的に思えてしまう。
うーん、ネオレアリスモの遺伝子を感じました。
冒頭のスモークの重さに関する話から引き込まれる。
不在の父親、不在の息子。
オーギーが去った後、1人残された娘の表情が印象的でした。やはり、表情は言葉よりも素直に感情を写し出す。
ラストのポールと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トリアーで数少ない好感を持てる作品。
機械音がリズムを刻んでいき、セルマの空想のミュージカルと化すも、やはりどこか無慈悲な機械音により、希望の中に絶望が見え隠れする危うさ
唯一、セルマの最期の舞台>>続きを読む
取り敢えず、幕間の60年代、70年代ロックでいちいち上がり、本編で落とされていく感じ。。。
シャルロットゲンスブールは兎も角、ウィレムデフォーは仕事選んで欲しいわ、エリアスの姿のかけらもない
馬鹿映画を面白く撮れてしまうスコリモさんは凄いと思う。
タルコフスキーに捧げないで欲しい。
このレビューはネタバレを含みます
率直に物語としては面白かったけれど、希望(ラストの妻夫木くんが優先席を譲るシーンは唯一そうかもしれない、ただラストシーンは寧ろ表面的な一瞬の行動だけで人間性を判断してしまう人間心理の恐さのほうが際立つ>>続きを読む
映画ファーストデーでした。
セッションぶりのTOHOシネマズでした。
スクリーンがアーチを描いていて興奮した。
セッションもそうだったが、やっぱり音楽やってる人だからかテンポ感が良い、ただそれ故>>続きを読む
優しい
聴覚障害の青年との恋。ヤスミン映画で総じて描かれるのは言葉で伝えられることと言葉で上手く表現できない気持ちのすれ違う様ですな。
初ワイズマン作品。
眼球に脱脂綿詰めてるシーンが衝撃だったんだが、、、
自分は彼らを笑えないなーと思う訳ですが…
リナルド・スモルドーニの哀しそうな眼差しは何故か母性をくすぐられる(男ですが)