金田正太郎さんの映画レビュー・感想・評価

金田正太郎

金田正太郎

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.8

機内で暇だったので初めてのmission impossible
特に感想はないけど、物理的にあり得ないことを成し遂げる時にトムクルーズをなぞらえておけばいいことはわかった

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.7

飛行機の中で鑑賞。
見ていてヒヤヒヤするくらい強気なココはかっこよかった。いずれにせよ、シンプルさを選択することは勇気がいることだけど、煌びやかな衣装が全盛な環境では特にそう。
CHANELというブラ
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

Do you know “Naatu”?

新年初映画&初インド映画
構図としては大英帝国を敵に位置付けた勧善懲悪系だけど、ダンスとアクションのキレ凄いし、それでいてガンガンCG使ってて物理法則無視し
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

就活が終わって一息ついたので研究の合間に映画館行って鑑賞。

単に原作を2時間に凝縮するのではなく、原作の中の1つの試合を切り取り、その攻防を通じて人物描写(主に湘北の選手)を深めていく手法がとられて
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

20分間の中で「因果応報」「人種差別」「銃社会」という3つの問いかけがなされている。ポスターにもある通り、まさに「For your consideration」。

帰宅が夜でなければ、あるいはまだ憎
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Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

-

ミスチルファンがミスチルのドキュメンタリー映画を評価する際にはバイアスを除去できないことは自明なので採点はなし。

日産2日目に参戦した時のことを思い出した。一曲目に終わりなき旅が流れた時は、初めて音
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

家族と鑑賞。
新海誠作品の世界観には若干入り込めないのかもしれん…(n = 2)
確かに映像は綺麗だけど、メッセージとして何を伝えたいのかは少しぼやけていまっているように思う。共感できる人物がほぼいな
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

"死と税金"

2023年初映画。
愛を知った死神の涙が印象的だった。
去りがたい人生にするために、今年も一日一日を生きようと思います。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

「ただ、誰も僕のことを知らない土地へ行きたい」

真っ直ぐで誠実な言葉が多かった。上に書いたセリフは特に、一番胸を打たれたかな。

余談だけど、主題歌はてっきりジョンレノンだと思ってた(イマジンのアル
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

“Smile you, san of a bitch!”

友人と鑑賞。緊迫感のある2時間だった。
陸上シーンで地味に面白かったのは、危機を訴えてたにも関わらず市長や議会に取り合ってもらえずに、起きた
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.6

- Is this heaven?
- No, it’s Iowa.

とうもろこし畑のど真ん中にある球場はどの時間帯も美しく、夕方から夜にかけての虫の鳴き声もまた風流で、絵がとても良い映画。カブスv
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

半年ぶりの映画。
諸々あって時間ができたので、久々にアマプラを開いてみた。

シンプルに良い映画。
ベンはまさに「賢人」で、センシティブな人間関係や場面でも過不足なく発言するバランス感覚、要所での気の
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.8

2014年の映画、つまりBLMよりも以前の出来事を扱っている。言い換えれば、この事件をもって問題が解決した訳ではなく、まだまだ未解決なまま温存されている。そんな事実を前に少し絶望した。

一人の人間の
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

“I have loved you”

「事実は小説よりも奇なり」を体現した映画(人生?)だと思う。ホーキング博士の「宇宙への秘密の鍵」シリーズは小学生の時に全巻読んでいたので、映画にも興味があって視
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

Mr.Childrenが同じタイトルの曲を出しており(もちろん本作がモチーフになっている)、漠然と名前だけ知っていた映画。

無難に金を稼ぎ、評価の高いモノを買い、行儀良く生きる。そんな生き方に対する
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

子を持つ立場になったら確実に泣くだろうと思った。登校を引き止めんとする影がすごく切ない。

今日愛を伝えることが出来ても、明日また同じように愛を伝えることができるとは限らないんだよな。現在の幸せは、将
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歌声にのった少年(2015年製作の映画)

3.8

「スターになって、世界を変えるんだ」

パレスチナ・ガザ地区に生まれた少年とその仲間が、歌手になるという夢を追う物語。

と書けばキラキラした映画かと思われるかもしれないが、作中の9割は辛く閉塞感を感
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ディーブ(2014年製作の映画)

3.7

“The strong eat the weak”

中東政治の集中講義にて鑑賞。
砂漠でのサバイバルを通じて少年Theebが成熟していく過程を描く。銃の打ち方を教わるシーンで始まり、最後の弾丸が結び
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

オープニングとエンディングの曲がクールだった。

会話の噛み合わなさや文脈の読み取れなさは米国の映画っぽさがある。

映画におけるコーヒーやタバコの効果って、そのシーンに動きを持たせて独特の間を作り出
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

このテの男いますわ。普段は穏やかだけど格下に歯向かわれる/思い通りに事が運ばないとキレるタイプ。

浮気とか不倫って、必ず原因があるよねえ。双方に原因があることをまず真摯に受け止める姿勢が必要という教
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

女優目当てで観た。
最近増えてきてる「何の変哲もない学生のリアルな恋愛/失恋記」みたいな映画の一つに位置付けられる。

このテの女に捕まると怖い。
生々しい(notエロい)描写多め。

ダラダラと現実
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.6

「時には他人の言う事を聞いてはいけないの。自分の内なる声を聞くの。」

石炭産業と宇宙産業という、どちらも米国を代表しつつも、全く方向の違うものの対比が分かりやすく、最後夢が叶うというのも米国の映画ら
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

頭のネジが数本飛んでるのに、自然体のまま美しい。アルゼンチンは「エル・クラン」同様サイコパス映画得意なのか?(n=2なのでまだ何とも言えないが)

軽妙で心地よい洋楽と目を覆うようなシーンのギャップが
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.4

登場人物がいつ何時も口が減らないあたり、米国産の映画という感じがする。それでもしっかり感動させに来ているので、笑えて泣ける傑作映画と言える。死は隣り合わせということを常に認識して生きねば、と再確認した>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

「ノスタルジーに浸るな」という言葉は、大学進学と同時に地元を離れた自分には沁みた

メロディは穏やかで、時折挟まれる背景の海も綺麗で、いかにもイタリアの映画という感じ
イル・ポスティーノもそうだけど、
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

作中に「好き」や「愛してる」といった言葉がほぼ出てこない。そして気付けば取り返しのつかない溝が2人の間にできてしまっていた。言葉にしなくてもお互いの想いを共有できるという思い込みはとても危険な落とし穴>>続きを読む

ディエゴ・マラドーナ 二つの顔(2019年製作の映画)

4.0

友人とミッドランドスクエアシネマにて。去年アルゼンチン留学を途中で引き上げた身としては、マラドーナの訃報は青天の霹靂だった。そんな想いを胸に鑑賞した。

主にSSCナポリに移籍してからの数年間にス
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

素晴らしい。
絶望とラブロマンスと、時折挟まれる笑い。喜怒哀楽の全てが詰まった映画だった。

好きなシーンはいっぱいある。
1. 船長と船舶の責任者が船の運命に殉ずるシーン
2. 「ローズ・ドーソンで
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.9

新年初映画。
色んな人からおすすめされてはいたものの見れていなかったがようやく見れた。

エルネスト・チェ・ゲバラの若かりし頃の南米放浪記。愉快さと複雑な問題の両方を見せてくれる映画。ゲバラ役の俳優の
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

3.7

シンプルでかわいいストーリー。クスッと笑えるところがあるのはスパイスが効いていた。
ラストシーンは先読みが苦手な俺でも予想がつくくらいベタではあったけど後味スッキリだから良し。ウォルターは名引き立て役
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

少し色褪せた映像だけど内容は色褪せているどころか美しく綺麗。女性の立場から見たらどう映るんだろう。

紅の豚(1992年製作の映画)

5.0

「ここでは貴方のお国より、人生がもうちょっと複雑なの。恋だったらいつでもできるけど。ハリウッドへは、僕1人だけで行きなさいね。」

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

グロテスクだけど目を背けてはいけない気がした

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