コオジさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

コオジ

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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

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サム・ライミ版スパイダーマンの第2作。
前作から続くスパイダーマンである事への苦悩を描く。
仕事をとるか。恋愛をとるか。みたいなめちゃめちゃ人間的次元の話で親近感が湧くのがスパイディの良いところ。
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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伝説のマトリックス初公開から22年の時を経ての最新作。

これに備えて復習を兼ねて前3作を観直したのだが、間違いじゃなかった。
やはり予備知識なしで観るには難解な内容。
前作のシーンがちょいちょい出て
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

私のスパイダーマン人生はここから始まった。
映画館で初めて観た衝撃が忘れられなくて、何度も何度も観直した名作。

オタク気質のあるピーター・パーカーを演じるトビー・マグワイアが適役過ぎる!

この作品
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スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.5

大友克洋監督作品。
さすがの細かい描写力に圧倒される。

蒸気が主エネルギーの時代の、ある家族の話。
それぞれのキャラクターにそれぞれの信念があり、バックボーンがあるのだけどれども、正直2時間という時
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

オシャレの都市ロンドンでのオシャレ映画。
主人公エロイーズが夢の中で60年代にタイムスリップ。60年代のロンドンに触れられる追体験はなかなか良かった。

60年代のダンスってこんな感じなのねー。やはり
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

スパイダーマンにも登場したヴェノムの単独映画。
暴虐の限りを尽くす悪役の誕生だー!
と思いきや、宿主のエディが正義感のある常識人だからか大して悪いことしない。
なんなら良いやつ感あるし。
ちょっと肩す
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

しっかりした続編で、前作を観ていればなおの事感涙するシーンも多い。
前作では主要な人物たちが、簡単に亡くなってしまうのもリアルさが。

アクションシーンもパワーアップ!
車での高速戦闘に始まり、ラスト
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

スーツが戦闘服のスパイたちの活躍。実にカッコいい。
コードネームは円卓の騎士って、どれだけ厨二心をくすぐるんだ。

数々の隠し武器も男子のハートにぐさり。エンターテイメント色強めの007かな?

戦闘
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.0

恩師との約束で映画館を立て直す、人情が絡みに絡むストーリー。

高畑充希の制服パーカー姿にくらう所から始まり、ちょいちょい見せる美しい顔に眼福。
乱暴な言葉だけども愛が感じられる演技で、本当に好感が持
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

まだまだ女性の地位が高くない時代の話。
彼女の訴えは是が非か、というところで裁判にまでなってしまうお話。

同じストーリーを、3人視点で描いていく。
同じストーリーなのだが、それぞれの主観が入ってくる
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9

おしゃれなポスターから一転。
内容は若者たちの希望、嫉妬、転落、成功。様々な属性のある映画だった。

可愛いんだけど、どこか突き抜ける感のない微妙な少女、田中ユカを陰も陽も演じ切った石川瑠華。
嘘だら
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

シリアス路線から外れた下品でおバカキャラなデッドプール。
が、彼のバックボーンは復讐に燃えるヒーローであった。

過酷な過去を感じさせないハッピーキャラはストーリーの終盤では、更なる愛着が湧いてくる。
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渇き。(2013年製作の映画)

3.3

役所広司の狂気の演技。
小松菜奈の透明感を観るための映画。

序盤の「娘は一体何者?」を探っていくミステリー展開から一転。
中盤からはただただ血と暴力を観るバイオレンス映画に。ここらへんが中島哲也監督
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

これが新しいマーベル!
中華アクションとマーベルの相性の良さよ。
リングを使った戦闘シーンも良かったが、バスでの生身アクションは圧巻だった。

主人公のバックボーンは男子なら憧れる設定。殺し屋で、親玉
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.3

ただひたすらに暴力を鑑賞する作品。
そこには理由も無く、ただただ自分の欲求のために人を殴る。これがリアルサイヤ人か。

柳楽優弥の、言葉をなくとも鋭い眼光で見せる演技が凄まじい。
そこに惹かれるように
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[リミット](2010年製作の映画)

2.9

棺桶に閉じ込められ埋められた男。そこからの脱出を図る話。
携帯電話が無ければ話は始まらない!ってことで、基本は棺桶の中からの電話が基本のストーリー。

一応、犯人もいて身代金を要求する誘拐らしいのだが
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

知性と狂気を兼ね備えるレクター博士。
実はそんなに登場していないのに、主役と言えるほどの存在感ぶり。
彼が登場すると、恐ろしくもあり、わくわくもしてしまう不思議な存在。
言葉巧みな話術もさることながら
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

賞金100万円を目指す脱出ゲーム。
命を賭けたデスゲームで100万円はかなり額が少ないが、デスゲームだと悟られずに参加者を呼ぶための敢えての少額?

みんなの才能、力を合わせて脱出というわけでもなく、
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.5

世界で一番危険なゲーム。というあおりに釣られたが、色々な映画、漫画を見ているとこれより危険なゲームはいくらでもあるなーと思ってしまう。
誰でも参加出来るゲームで、という事だろうか。

昨今のSNSを表
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エレベーター(2011年製作の映画)

2.9

エレベーターに閉じ込められた9人の話。

序盤は人種差別やら宗教だとか、色々な要素が絡まってくるストーリーかと思いきや、そんな要素は一切無視のワンシチュエーション。

スタッフの対応だとか、何か裏があ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.2

営業マン2人が会社の倒産によって、ネットの知識もないのにGoogleのインターンを受ける、という設定だけでおもしろそう。

インターンの課題を乗り越えていく様子はご都合主義も感じざるをえないが、それで
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ロン 僕のポンコツ・ボット(2021年製作の映画)

3.9

ベイマックスを彷彿させるデザインの可愛いロボットが主役。
友だちを作るツールとしてのSNSを可視化させた存在のロボットたち、こんなのあったら便利だろうなーと思う一方、問題点もしっかり提議されていた。
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天外者(2020年製作の映画)

3.8

茨城が誇る三浦春馬最後の作品。

五代友厚の偉業を描く映画なのだが、ハッキリと「これをやった!」というのが掴みづらい。新時代に向けて指針をとった、という形に残らないような事をした、という捉え方で合って
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劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

3.9

アスナ視点で描くリメイク作品。
新キャラ登場によってただのリメイク作品に終わらず、新たなSAO作品として成立している。

今までは続編続きだったが、久しぶりにソードアートオンラインでのSAOを観れた。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

ゲイカップルがダウン症の子どもを育てていく中で、世間体や法律と闘うストーリー。
と口で言うのは簡単で、言葉で表せない感情が観賞後に漂う奥深いストーリーであった。

我々視聴者は主人公目線で観ているのだ
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.6

過酷な運命の少年が冒険し、武器、鎧、兜を集めるRPG風なストーリー。
幅広い年齢で楽しめそうな設定。
しかし、何より凄いのはこれがストップモーションアニメだということ。

鑑賞中もあまりのヌルヌル動く
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.6

やばい映画かと思ったら本当にやばくてびっくり。
12歳の少女に扮した女優に性的目的で近づくおじさんたちを観察する映画。
おそらくだけど、この国自体が悲しいけどそういう国民性があるのも否定できない。
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.5

中学生の時に観た記憶があるが、さすがに今観ると十分に内容が理解できる。
新選組の配役が完全に大河で固まってる自分には、佐藤浩市は芹沢鴨、堺雅人は山南敬助のイメージ。そんな2人がそれぞれ斎藤一、沖田総司
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.3

作画はどこかアニメシリーズ寄り?なのだが、ストーリーはしっかり劇場用仕様。
敵キャラ、マモーもビジュアルから中身まで個性の塊でキャラ立ちは抜群。

峰不二子の妖艶さが伝わりづらい作画は少し残念だが、馴
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

岡田准一演じる土方歳三が昔を語る懐古録から始まるストーリー。

新選組の始まりから終わりまでを2時間弱で語るのだから、その語りの内容もめちゃめちゃブッ詰まっている。
正直字幕が欲しいくらいの情報量の多
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8

ガリレオ映画第2作目。
小麦色した杏の水着姿から始まる映画。

今回も人間臭さが至る所に散りばめられていて非常に良い。

科学者である湯川先生が、人間らしさに触れていく、事で変わっていく展開。
ドラマ
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.9

予告ではなかなか核心に触れていなかったので、今回鑑賞してやっと内容がわかった、という感じ。

これは辛い。
日本の医療としての脳死の在り方、臓器提供とは、このあたりの話が深く突き刺さってくる。

篠原
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

さすがの三谷コメディ。
とても観やすく、笑所も押さえている。

記憶喪失になった支持率最低総理大臣が目覚め、いい総理大臣になっていく一種のサクセスストーリー。

主演の中井貴一、脇を固める俳優陣も安心
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劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

3.8

デジタルを取り扱う作品としては決して通らざるをえないVRとAR。
今回はARゲームのお話。
色々と、ぽさを設定してみたものの、やっぱり無茶だなーと思われるARゲーム。
これがいつかは現実になる日が来る
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

お久しぶりのMCU。
配信もかなり早くなりましたねー。
迷いに迷って劇場に行けなかった作品もすぐに配信で観れる時代。

内容はナターシャの生い立ちを辿るストーリー。
色々あったんだなー、と感慨深い。
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地獄先生ぬ〜べ〜 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!(1997年製作の映画)

3.0

劇場版第3弾。当時の人気の高さが伺える。
何故か生徒と先生で海に行くところから始まる謎展開。保護者不在!これが当時当たり前だったんだっけ?

海での序盤のシーンは漫画から流用してきた展開。からのオリジ
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