蘭奢待さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

蘭奢待

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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

2.8

エイリアン、プレデターのヌメヌメホラー系。犬の撮影には苦労したと思う。「THING」の侵略に対して闘う南極隊員たち。どうしたら感染、侵略?されるのか定かではないが、感染疑いの同僚隊員たちに疑心暗鬼にな>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

ボリウッド映画。あまり期待なく見たが、良い映画でした。インドの一流大学。一流企業へ就職をゴールとする学長と、それに反発する生徒たち。破天荒だが筋の通っているランチョの魅力爆発。笑い、踊り、涙ありのボリ>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.0

1959仏。戦後14年でこの暗い世相は意外。主役の少年は日本の小6か中1くらいか。まだあどけなさが残る。教師、両親ともにものすごく胸糞悪い。家庭で迫害を受け、教室で教師からイジメを受け、屈折した思いな>>続きを読む

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

2.8

いやーすごい作品だった。感心しきり。1980年公開。CG前夜といった時代ではあるが、特撮にしろ、合成にしろもう少しやりようがあったのでは。と思ってしまうくらいストーリーも、ディテールも、投げやりなB級>>続きを読む

地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

2.8

原作がとても良かっただけに、ちょっと残念な出来。浅田次郎作品の映画化は難しいんだろうなあと思ってしまう。
材をなすも毀誉褒貶の激しい父親。その暴力的な父親のもとで暮らす男三人兄弟。母親に暴力をふるう父
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ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.0

尊敬すべきフォン・シュタウフェンベルク役がなぜトムクルーズ?
史実に基づくストーリーではあるものの、ディテールの演出と配役でしらけてしまう。重厚で悲惨なテーマは見応えのある重厚な作品であって欲しい。で
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

2.9

恐ろしく単純明快。わかりやすい作品。予想通りのストーリー進行。既視感バリバリ。サントラもいかにも売れ筋狙い。二匹目のどぜう。まあ、たまには肩の力を抜いてこのような作品を見るのもまたよき。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

原因不明の精神病で30年も寝たきり状態だったレナード演じるデニーロ。何にでも化けるデニーロだが、この役はあめりハマってないかな。30年ぶりに目覚めた見た目大人、中身少年になりきってなかった。かたや、ひ>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.0

久しぶりに試聴。今となっては古き良き香港。ムカシ、ブルースリーの真似をしたなあ。何度見ても映画史に残る名作。

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.2

不死身で執拗な、まるで人間ターミネーター。デニーロならではの演技。14年前に刑務所送りにした囚人が出所。当時の国選弁護人に恨みを持つ。怒り狂って見境のつかなくなってくる弁護士と、あくまでも冷静なサイコ>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

前提知識なしに観た。めちゃ面白い。
天才ハッカーが政府や大企業を翻弄する。マシン語ができる割には使っていたのは高級言語とlinuxコマンドたち。まあそれは許せる範囲だし、コードもコマンドもそれらしくみ
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赤毛(1969年製作の映画)

4.0

三船敏郎主演もあり何気なく見始めたBS民放での映画。引き込まれた。ディテイルはコメディチックなところもありながら、本筋はシビアな幕末の物語。幕府代官に苦しめれていた農民。大政奉還した後の幕府代官。農民>>続きを読む

メンフィス・ベル(1990年製作の映画)

2.8

WW2でのアメリカ空軍。若い爆撃機乗りたちの奮闘。命懸けの出撃命令を受け入れ、敵国ドイツの工場を爆撃するために9人乗りの爆撃機で編隊出撃。相手戦闘機や対空砲に遮られながらも、ミッションを完遂し、満身創>>続きを読む

月光仮面(1981年製作の映画)

2.5

たまたまテレビで視聴。自分は月光仮面世代ではないが、もちろん知っている。キャストの年齢の若さを見て70年代後半の作品かと思っていたが、まさかの81年作。昭和も押し詰まってきたこの時代になぜ月光仮面をリ>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

ストレスまみれでヘトヘトな神経に効いた。久しぶりに涙活。軍人のように厳格な炭坑夫の父親。強い男であれと、ボクシングを習わせるが、バレエに興味を引かれ、興味の赴くままに熱中。それを知って黙ってられない頑>>続きを読む

マラソン マン(1976年製作の映画)

-

記録。
一度目は冒頭で離脱。
二度目は40分くらいまで。

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.9

ネルソンマンデラ。アパルトヘイトで30年獄中生活を送り、南アフリカの大統領へ。白人への憎しみを捨てて、徹底的に融和政策をとる。人心の転換の一つの大きなイベントがラグビーワールドカップ南アフリカ大会。世>>続きを読む

ミッション(1986年製作の映画)

3.3

スペイン、イエズス会の宣教師。南米のジャングルに入り原住民に布教してゆく。現地切り取り放題のスペインとポルトガル。政治と暴力で領地を争う。愛を布教する宣教師は原住民側につき憤然と立ち上がる。デニーロが>>続きを読む

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

3.9

西部劇には珍しいジェイムス・スチュワートと、定番のジョン・ウェイン。ジェイムスは法律家役がよく似合う。Go westの掛け声の中で先住民族の土地を切り取りまくってきた牧場主たち。横暴を極めている町に弁>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

思ってたより最近の作品だった。トムハンクスの安定の名演。冴えない記事ばかりを掲載していた地方紙のワシントンポスト。汚職まみれ、嘘の発表ばかりの政府に反旗を翻すランド研究所職員。トップシークレットを盗み>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

スタートから泣く予感しかない作品。まだ小学校に上がる前くらいの幼い弟。お兄ちゃんに追いつきたくて背伸びしたい年頃。貧村で不自由な生活を送る家族。夜の労働に出ようとする兄にせがんでついて行くが、迷子にな>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.9

これを観るのは20年ぶりほどか。銀行強盗を繰り返すボニーとクライド。ミスが祟り警官を射殺してしまうところから歯車が狂ってきた。仲良しの兄と合流し、暮らし始めるが、報道で有名になればなるほど警察の包囲網>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.5

深い。チトーは、ユーゴスラビアの独裁者でありボスニア、セルビア、クロアチアから敵視されている、悪党としてしか認識していないが、見方を変えれば崇拝すべきリーダーなのだ。ナチスドイツに対抗し、地下に潜伏し>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.4

自分の年齢的に恋愛系作品は痛すぎて見るに耐えないが、ブリジットがとてもかわいい。
メディア業界に勤める独身のブリジット。
テンポよくストーリーが進み、可愛さもあいまり楽しめる。
年頃のカップル向け作品
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燃えよデブゴン(1980年製作の映画)

4.0

とてつもなく懐かしいが、当時この作品は見ていなかったようだ。この頃大ブレイクしていたブルース・リー。ヌンチャクやら、あの黄色のユニフォームやら大流行りしていた。そこに登場したデブゴン。級友にそっくりの>>続きを読む

バラ色の選択(1993年製作の映画)

4.0

MJFoxハマり役。ヒット作のいろんな要素が詰まってる感じ。わかりやすく、楽しめる作品。ホテルマンのfox。ホテルを作る夢に向かってがむしゃらにチップを溜め込む。がむしゃらが奏功して(過剰な)サービス>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

4.0

最高でしょう。1951。戦後間もない頃。戦勝国アメリカはよくこの作品を作った。世界平和。
核の脅威。政治的、社会的issueを風刺するものの、当時の背伸びしたSF作品がたまらなく好き。チープと呼ぶのは
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

2.9

これは、ストーリーでなく、ジョージ・クルーニーと、ブラッド・ピッドのかっこよさを見る映画だ。ストーリーは展開に凝りすぎて尺に収まってない。アクションも少ないが、割り切ってみるには悪くないかな。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

2022.5 再視聴
良い映画だ。ギルバートは父親のない長男。母親は過食症。2人の妹。そして障害を持つ弟。ギルバートの立場の辛さがクローズアップされる。マッチを擦るシーン「keep away from
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リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

2.7

デニーロとスタローン。どちらもボクシングものの名作を残している。が、「豪華俳優の共演」に名作なし。残念すぎる出来。2人の若かりし頃のヒリヒリするような躍動感はない。しょうがないことではあるが、肉は落ち>>続きを読む

ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

4.0

1985年公開のアメリカ映画。それほど古い感覚はないが、時代はまだソビエトが舞台。シベリアはびょうびょうとした田舎。レニングラードは立派だが、街の雰囲気は暗く、人も少ない。市民は政府とKGBによって締>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.6

テンポよく見せ所満載。敵だか味方だかよくわからない美人さん。そしてめっぽう強い。どんなに危機でも絶対に殺されたり死んだりしない主役。IMFのボスはゼレンスキー大統領に似てる。ちなみに、IMFは国際通貨>>続きを読む

フレディ・マーキュリー:キング・オブ・クイーン(2018年製作の映画)

3.4

アマプ視聴で、IMdbでのタイトルはFreddie Mercury: The Ultimate Showman。多分同一作品だと思われ。ボヘミアン,ラプソディの解説編、補足編とでもいうようなドキュメン>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

極めて久し振りに劇場で視聴。モノクロームをメインにしたおしゃれだが重いテーマ。1963年のアイルランド。田舎町でプロテスタントとカトリックの勢力争いにより、平和だった街は殺伐とする。主人公はプロテスタ>>続きを読む

突破口!(1973年製作の映画)

2.9

いかにも70'sなしつらえの映画。
所々ストーリーが飛躍する。NHKBSで視聴なので尺がカットされているのかと思ったが、そうではないらしい。
車で乗り付け客を装いプロの手際で銀行強盗を働く。警官との銃
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

ようやく見れたこの作品。ヒトラーユーゲントの少年と、非ナチスの母親。母親が隠れて囲うユダヤ少女。乱暴者のドイツ軍将校の粋な計らい。ファンタジー仕立ての政治風刺な作品。エンディングのデビッドボウイがイカ>>続きを読む