これはショートフイルムの範疇に入る。尺はたった30分足らず。コマ数秒のモノクローム静止画で物語は進む。しかもストーリーはSF。これが1960年代に制作されている。さすがフランスと唸らせられる。
ヒロイ>>続きを読む
イランの映画。気になっていた作品をようやく観た。中東の家庭や街、生活の様子がとても興味深い。
走れメロス的な作品だが、主題の一つに教育の厳しさがあり、躾をとても重視する文化であることが見て取れる。
も>>続きを読む
ロードムービー。いかにも南部らしい風景と人々。嫌気のさしている日常から脱出し、人妻テルマと、ウェイトレスルイーズが車での旅に出る。羽根を伸ばし過ぎた挙句、事故を起こし犯罪に手を染めていく。
姉さんルイ>>続きを読む
映画ストーリーとしては面白くない。が、この時代にこの映像。カメラアングル。事故シーン。音もリアル。素直にすごい。
今の時代から省みるとなんとも牧歌的なピットインだが、車が機械として面白かった時代。
ジーン・ハックマンがいなかったらB級作品。
ベトナムに置き去りにされた米兵を個人の軍隊が救いに行く。それは以前ベトナムに駆り出された兵士たち。ゴッコのような訓練を経て現地に乗り込む。みんなadidas>>続きを読む
政治亡命と自らは言うキューバのチンピラトニー。アメリカに渡り成功を掴むために悪の道に手を染める。度胸の良さで頭角を表し、その道でのし上がってゆく。
The world is yours. 王様の椅子に>>続きを読む
良い映画を観ました。ロビン・ウィリアムズの名演。良い俳優でした。街の悪友たちも憎めぬ良い奴らです。
不幸な生い立ちだが、天才の頭脳を持ったマット。フィールズ賞レベルの数学の難問を最も簡単に解いてしまう>>続きを読む
アクションもエロもミステリーも希薄だが良い映画。
昔の作品とはいえ、英国植民地でのご主人様と現地人たち奴隷の関係がどうかと思ったが、そこに光を当てたストーリーだった。
ロバートレッドフォードの格好良さ>>続きを読む
アメリカの警察の腐敗。不正に流されずに、敢然と立ち向かうセルピコ。腐敗が普通となった組織の中で、仲間を捨て正義を取る行動はなかなか取れるものじゃない。上層部の協力が得られないまま、警官たちの恨みを買う>>続きを読む
愚かしい戦争と、その犠牲になる兵隊たち。そして銃後の家族。
戦争のドンぱちや、軍人の潔さを見る映画ではない。
つまらぬ戦争を推し進める国。従わざるを得ない職業軍人。兵士として駆り出される一般国民の悲>>続きを読む
この有名な作品をじっくり見たのは初めて。スティーブ・マックイーンにポール・ニューマン。火事場に果敢に挑むスティーブが渋い。
2001年の大惨事で高層ビルの脆さを知っている後の世代にとっては、まあフィク>>続きを読む
大好きなアル・パチーノとロバート・デニーロの豪華共演。
シナリオが行けてない。
金もかけていそうだが、映画作品としては残念。
もっとすっきりするアクションを期待してたが、なんだか中途半端。
でも、この>>続きを読む
アフリカ原産のウイルス性出血熱。密輸された猿から次々へとアウトブレイクしていく。
スリリングなアクション仕立てになっており面白いが、ホンモノのアウトブレイクを知った今は少し滑稽にも見える。
超ご都合主>>続きを読む
爺さんたちのアウトローものは間違いない。
アルパチーノも歳をとってしまったなあ。
ロードムービー。脱獄囚が逃げる途中で子供を攫い車で逃走する。親に恵まれない同士。共感しあい、助け合い逃走を続ける。
ケビン・コスナーとクリント・イーストウッドの大物共演。ケビンは悪役にはむかないが、良>>続きを読む
クリント・イーストウッドはずるい。かっこよすぎでしょ。
嫌われ者の偏屈爺さん。でも何処か憎めない。対するは正義のかけらもない街の悪者。人情と男気で勧善懲悪。
ワンパターンといえはそう言えるが、水戸黄門>>続きを読む
自分の中でMJは割と最近のスター感があるが、あれからはや30年以上。
スリラーやらビートイットがTVでヘビロテされていた時代を思い出すと確かな懐かしさを覚える。
間違いなく自分の世代て、ビッグスターで>>続きを読む
田舎の街で古い建物を改装し、夢だったブックショップを開く。
しかし、街の有力者がその古い建物の利用を計画していた。
いかにも英国人らしい人々と英国らしい天気が、静かで暗い、陰鬱だが、格調高い雰囲気を作>>続きを読む
有名なゾンビだが、原点の本作を見るのは初めて。とんでもないB級映画だった。脈絡のないストーリー、飛躍するシーン。暖かい心で鑑賞。
何年か前に「ゾンビの小哲学」人文書院を読んで膝を打ったが、異質な者を排>>続きを読む
ドキュメンタリー的な作品。辺境の寒村。住民の無知につけんこだ電力会社。住民には水も電気も食料もない。雇用もない。無為な議論。
この作品の画作りにはこだわりがありそう。
227分という長尺に恐れをなしてなかなか手を出せなかったが、この雨続きのお盆休みに見れた。
第一次世界大戦のさなか、カイロの英国軍からアラビアに派遣された跳ねっ返りの軍人ロレンス。ラクダに乗り砂漠を越>>続きを読む
制作の1939年といえばロマノフ王朝が没して20年後。さらにレーニン亡き後。第二次世界大戦突入の直前。単純に面白くはあるが、世界情勢からしてまだ冷戦期ではない。なのにこのディスりっぷりは当時から相当ソ>>続きを読む
幼い頃に大富豪の実業家に引き取られたケーン。長じて大富豪をバカにし、資産の継承を放棄し、新聞社の経営に打ち込む。清々しく論も立ち、貧者を救う姿勢の若き実業者は従業員と市民に歓迎される。
大統領のメイを>>続きを読む
終戦直後の作品。ちょいちょい敵国の日本が出てくるのが興味深い。
復員軍人がなかなか家庭や社会に溶け込めない様子を描く。ベトナム戦争症候群は有名だが、太平洋戦争でも同じだった。
待つ女と待てない女。負傷>>続きを読む
ドイツに占領され、英国亡命チェコ政府から送り込まれたハイドリヒ暗殺部隊。ハイドリヒはナチスの高官でありユダヤ人絶滅を推進。無実なチェコの市民を殺戮する。
無謀と知りながらも暗殺計画を実行に移す。
とて>>続きを読む
ジャーナリストモノにハズレはないが、これも良い作品。長尺なのにずっとハラハラされてくれる。米軍によるカンボジア誤爆。KRが立ち上がり、やがて人民に牙をむく。戦地を報道するNYT記者と、現地案内役兼通訳>>続きを読む
タイトルからして重い作品だと言うことは覚悟していた。
衰退するロマノフ王朝と、虐げられた国民による革命。国民のために良政をしていると信じ、国民のためにドイツと戦っていると信じていた。まさに王様は裸だっ>>続きを読む
飲んだくれのassholeなスーパーマン。人助けをするがassholeといわれるとブチ切れて、街を壊しまくる嫌われ者。
好感度向上作戦はうまくいくが、その後の意外な展開。
ハリウッド映画らしい映画。ウ>>続きを読む
面白かった記憶はあるが、実に久しぶりに観た。
若き竹中直人のおかしみと、モッくんのシコの美しさを再認識。
セリフが棒読みなのはご愛嬌。
テンポのいいアクションで楽しめる。記憶を失い、自分が何者かもわからないがめっぽう強い。
まあ、エンタメ映画なので出来過ぎ感はあるが、楽しめた。
この宣材ポスターからはロマンティックコメディー系かと思って引いたが、見てよかった。
filmarksの高い評価は正しかった。タイルリープものだが、SF臭はない。今日を一生懸命に楽しく生きるとはの示唆。>>続きを読む
欧州戦で連合国側の将軍がクローズアップされることはあまり多くないが、米軍のパットン将軍の伝記的作品。ドイツ軍があまりにも間抜けで弱く描写されているのはどうかと思うし、いつの間にかDデーは終わっており、>>続きを読む
流石のヒッチコック監督。どんでん返しに次ぐどんでん返し。息を継がせぬ展開。
味しかない車、特急電車、バスが泣けてくる。ラシユモア山の闘いが印象的。